原付九州旅で感じたこと

2月1日から9日まで原付で九州を巡っていた。友達と九州1周しようとしていたからだ。最終的には1周はできなかったが(友達の原付が途中で壊れた)、この9日間でたくさんの学びを得ることができたので言語化しての手に残しておく。残すことで今回の学びを未来への貯蓄にすることが目的である。

「どんな9日間だったか」

ざっくりとどんなルートで行動し、生活していたのかを記す。

1日目

船でまずは九州に向かった。朝7時に新門司港に到着。→太宰府天満宮→糸島→佐賀の唐津の川沿いで野宿。

2日目

朝9時に出発→佐世保→出島→稲佐山→公園で野宿

3日目

9時に出発→島原半島でのんびり散歩→天草→SA不知火で野宿

4日目

10時に出発→熊本で苺大福食う→天降川の河川敷で野宿

5日目

9時に出発→桜島→カンパチの刺身食う→最南端→大泊キャンプ場で野宿

6日目

10時に出発→雨に濡れながら日南市へ→焼き鳥屋で地鶏食う→阪谷川の橋の下で野宿

7日目

居酒屋で朝飯→9時に出発→巨人のキャンプ→友達の原付止まる→バイクショップに持っていくも治らず→船で帰阪

・毎日野宿。朝はポタージュに食パンをつけて食べていた。これがうますぎて、大阪に帰ってきてからも継続中。朝からバクバク食べられるのでオススメ。朝は寒くて(最高でマイナス2度)トイレで目がさめる。けど、マスクをしておけば寒い環境でも快眠できることに気がつき、保湿マスクを買って早起きできる環境を作ることにした。風邪引いたらその時また考えるスタンスでとりあえず続けてみる。夜は携帯用ガスバーナーを使って友達と晩飯を毎晩作っていた。晩飯を食べ終えた後、友達とコーヒーを沸かして飲み、話をする時間が最高にチルくて楽しかった。


「感じたこと」

この旅で感じたことは、九州の人々は余裕があるということである。なぜそう思うかというと、原付に荷物を積みまくってる、どこからきたかもわからん見た目ダサい3人集にものをくれたり、駐輪場を無料にしてくれたり、朝飯を作ってくれたからである。他にも、停車中や温泉などで色んな人に話しかけられた。大阪ではまず考えられない。人を暖かく迎えてくれることにすごく感動した。九州の人達から受けた行動で自分は力が出たし、何より気持ちがスッキリした。こんな人達のためにももっと頑張ろうと思えた。自分が所属してる同好会でもよく同じことを言うが、改めて感じた。と同時に、どうやったらこんな行動ができるかについても考えた。それは感謝することだと思う。「こんな遠いところまで来てくれてありがとう」という気持ちが現地の人々からよく伝わってきた。この感謝は一方的なもので、例えば朝飯おごってくれた人は、「甘えてくれ」といった感じだった。自分が勝手にしてる行動で相手が喜んでくれたって普通に嬉しいことである。自己肯定感も自然と上がると考える。こうやって文に書いてみると、自分が今まで気付けてたようで完全には気づいていなかったことがよくわかる。全くせかせかしてなくて、人に優しくできる。それは心に余裕があるからできることである。そしてこの余裕は、自分が相手に勝手に感謝して行動することで広がっていくのだなと感じた。その場でのリターンなんて求めてはいけないと感じた。焦っていいことなんて何もない。それを今回の旅で学んだ。


「まとめ」

卒業旅行という位置付けでの今回の旅だったが、人の温かみに触れることができて本当に良かった。焦っていいことはないと前述したが、焦ったところで1時間も時間は経たないし、1時間経つならtodoリスト作るなり、本読むなりして時間を過ごせばいいと思った。自分の新しく意識することとして、「余裕を持ち、決して焦らない」というのを加えてみる。これが幸せになる方法の一つと考える。




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