Live2Dを約1年学んで、気づいたことと、これから学ぶ人に伝えたいこと

 みなさん初めまして!現在Live2Dを勉強中の早乙女はるきです!

こういう企画に参加するのは初めてだったんですが、Live2Dを約1年間学んでの自分への振り返りとしてもよい機会だなと思ったので、今回の素敵な企画に参加させていただきました!

今回の記事としては、最近Vtuber文化がさらに盛んになり、Live2Dやりたいという人をちらほら見始めました。そのような方々がLive2Dを学ぶ際に、これは気を付けた方がいいよって部分を記載しておくことで、何かしらためになればと思います!(今回はLive2Dの技術部分や勉強法は、他の方やLive2D公式さんのチュートリアル動画などで見れるため、その部分については記載していません)

Live2Dを学んだきっかけ

 私がLive2Dを学び始めたきっかけは、事務所所属の推しのVtuberさんだけ、他の方よりも動きがあまりなく、イベントで全員並んだ時に1人だけあまり動うことが出来ていなかったため、この子を自分が動かしてあげたいと思い、そこからLive2Dを勉強し始めました。

ではここから自分が約1年Live2Dを学んで、思ったことを記載していこうと思います。

イラストを練習しよう!

 まず、私は衝動的にLive2Dを始めたため、イラストの勉強などせず、確かに有名なLive2Dモデラーさんはイラスト上手いなと思ってはいたのですが、Live2Dはまた違う技術だと思って、そのままLive2Dだけをしばらく練習していました。しかし、今ではLive2Dにはとてもこれは必要な能力であると感じています。その理由としては、2つあります。

1つめとしては、イラストを見る力がLive2Dには必要だからです。モデリングをする際、顔や体をX軸やY軸に動かします。その際に、イラストを見る力、つまりその顔が奇麗に出来ているかを正確に見極める力が必要になります。例えるならば、味覚が、通常の人と違う人が料理人になり、店を開いたとしても、その店は確実に売れません。Live2Dでもその顔が奇麗かどうかの感性がなければ、自分がかわいいと感じて完成したとしても、世間からは可愛くないと思われてしまう可能性があります。

2つめとして、人体の構造が分かっているためです。Live2Dでは、パーツとパーツの関係性がとても重要で、例としては、体が横に向いたときに、足はその場からあまり動かないため、体の上が一番動いて、下にいくにつれて動きが少なくなります。イラスト上手い人はこのような体の構造が分かっているため、人体構造に基づいた自然なモデルを作ることが出来るんです。

このようにイラストを描けると、Live2Dモデルをとてもキレイに作れるため、イラストは学んでおいて損はないと思います!(自分も来年は本格的に学ぼうと思ってます)

困ったら検索するを習慣づけよう

 これはLive2Dに限らずイラストや動画編集などでも言えることなのですが、困ったら誰かに聞く前に自分で調べた方が勉強になります!確かに周りに聞ける方がいれば、調べている時間が勿体ないかもしれません。しかし、調べることを習慣にすると、自然と困ったら調べるようになり、自分で解決する力が身に付きます!特にLive2Dをフリーランスで受けたい場合は、守秘義務などがあれば、他人に聞けない場合もあると思うので、自分で解決する能力はとても必要だと思います!

友達や、Live2Dの出来る人にモデルを見てもらおう

 私がLive2Dを学んでいて、どうしてもこの部分に違和感があるが、その違和感を特定できないときがあり、そこに時間をとてもかけてしまうことがあります。そのような時は、他の人に見てもらうことで、案外簡単に問題部分を見つけてもらえます。

また、完璧と思った場合でも、ずっとそのモデルをみているため、違和感に気づけないときがあります。そのような時、Live2Dをやったことがない友達などでも大丈夫なので、そのモデルを見たファーストインプレッションで違和感があるかを見てもらうことが重要だなと思いました。(自分も他の人に時々見てもらってます)

最初はこだわりよりも完成させることが大事

 私がよく陥るのが、一部分にこだわりすぎてしまい、結果時間がとてもかかってしまうということがあります。これが自分の練習用のモデルの場合、練習用なので大丈夫です。しかし、もし仕事を受けたいという場合、期日があるので、特定の部分にこだわりすぎると期日までに完成できない場合があり、今後仕事をもらえないかもしれません。そのようなことがおきないように、最近私は、期日の2日前ぐらまでをバッファーとして残しておき、残りの日数を工数で割り、1日あたりどれぐらい進まないといけないのかを計算します。これをやることで、「その日にここまで進まないといけないから、この部分にそんな時間かけられない」と気づけて、制作を期日内で完成させることが出来ます。その後、時間が余ればさらにクオリティーアップをするのがよいと思います。

いろんなモデルを作ってみよう

 Live2Dで作るモデルはVtuberモデルだけで見ても、目が多きい子や、等身が小さい子、女の子、男の子など、様々なイラストがあります。そのようなイラストをモデラーはなるべく全てこなせるようにならなければいけません。これを出来るようになるには、私が様々なモデルに挑戦してみることが重要であると思います。これをすることで、様々なパターンに対応できるようになり、仕事の幅も増えます。もちろん、1個のモデルを丁寧にブラッシュアップすることも重要だとは思います。しかし、そのモデルで頑張ったブラッシュの方法が他のモデルで使えないとき、特にそれが仕事の場合、依頼者の方は、ポートフォリオにあるブラッシュアップされた奇麗なモデルが来ると思っていたのに、全然違うクオリティーのモデルが来たらがっかりしてしまいます。そのようなことにならないためにも、nizimaさんで販売されている、いつもは作らないモデルを作ってみたり、他のモデラーさんのやり方を見て勉強するのは重要だと思います!

今後の目標

 この1年でLive2Dを学んで、多くの学びを得た結果、1年前に想像していた自分よりも成長できているなと思いますが、まだまだ未熟なため、来年さらに学んで、Vtuberの親御さんになりたいなと思っています!また、数年してさらに技術を身に着けたら、先生になることが子供の頃からの夢だったため、先生になってこの素晴らしい業界に貢献する側に立ちたいなと思っています!

最後に、今後Live2Dを学んでみたい方でやってみようか迷っている方は、ぜひLive2Dを学んでみてください!!途中途中で悩んだり、嫌になったりすることもありますが、自分の想像してた形になったり、動いたときにそれ以上の感動があります!さあLive2Dの世界へ飛び込もう!!










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