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桜を見る会

桜を見る会。日本の春に相応しい素敵な行事だと思う。芸能人や著名人の皆様もめいっぱいお洒落をして花見に向かう。尊敬している先輩方も大勢この会に参加しており、僕も毎年ワクワクと楽しい気持ちになる。華麗な晴れ着に身を包み、桜をバックに首相を囲んで微笑む人々はとても美しく、絵になる。

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しかし僕は以前より、この会には名だたる芸能人よりも、招待するに相応しいひとが居るのではないかと思っている。それは、一般の国民だ。わたしが総理ならそうする。中でも被災地の仮設住宅にいたり、生活保護を受けていたり、生活に困窮している方を優先的にしたい。経済的や社会的に立場の弱い人々は、どんなにうららかな春の日も、呑気に花見など以てのほかだから。

現在も、一般の方も一応招待されてはいる。けれどそれは少しだけ平均よりも心身共に健康で、精神的に豊かで、教養もあり、芸能人や政治家とも個人的に繋がりのある、生活に余裕のある方々だ。そのラインをもっと下げて、より国民に開かれたイベントには出来ないだろうか。もしかしたら絵面はちょっと寂しくなるかも知れないし、多くのマスコミも取材に来なくなるかも知れない。でも、その会に参加した人々は、きっと前よりもこの国が好きになれる気がする。

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ニュース等で、皇族の方々が地方のいろんなところを回って高齢者の方と言葉を交わされる映像をみるのが好き。膝を折り、子どもたちと目線を合わせ、被災者や高齢者の手を握り、懸命にお話を聴いておられるその姿をみているだけで、じんわりと幸せな気持ちになる。元号も令和となり、国民が新しい時代に待ち望んでいるものは、芸能人に囲まれて記念写真をとるのではなく、そういう名もない国民と桜を眺める権力者の姿ではないだろうか。

この桜を見る会の趣旨がどう言ったものなのか、僕は知らない。これが日頃からお世話になった方々に感謝を込めて行われる感謝祭のようなものであれば、僕の意見は的はずれかもしれない。でも、もしそうではなく普通のイベントなのであれば、もっと、より多くの国民に開かれたら素敵だなと感じる。

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どこの誰とも知らぬ名もなき人々に心から寄り添えるリーダーは素敵だ。いつか国の偉い方々が、名もない国民たちに招待状を送り、地位も名誉も関係なくビニールシートを広げ、地面に腰をおろし、笑顔で桜を見る会を開いてくれるような国になれば良いなと思う。

桜の美しさや、柔らかな日差し、春の風のあたたかさは、全ての人の心を溶かし笑顔にする。桜を見る余裕もなく働き続けてきた高齢者や、子ども食堂に列をなす一般の子どもたちや、いまこの日本で被災され、辛い想いをされている方も、首相のご招待とあらば、多少強引にも桜を見ざるを得ないだろう。哀しみに耐えている方に、下ばかりを向いて俯いている人々に、ふと顔を上げ眺めて欲しい。いつだって私達は立ち上がってきたのだから。

せっかく多額の税金をかけて桜をみるのなら、その気になればいつでも自腹で花見ができる人々とにこやかに歓談するのではなく、その税も支払えないほど困窮している国民に、どうか、ひとときの春を届けて欲しいと願う。




春名風花🌸


追記)菊を見る会っていうのもあるらしい!

追記その2)桜を見る会の歴史。皇室専用だった御苑が民間人に解放されるイベントだったらしい。良い話😍

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18歳になりました

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コメント3件

早く総理になってください。30年後くらいに。
女性初の総理決定
まったくその通りでございます。
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