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人事が会社づくりを牽引しヒトの力で事業を加速させる|私たちの職務経歴書 ~ 富田 政孝

(本記事は、2021年7月にインタビューした内容をもとに編集しています。)

こんにちは!
マネーフォワード ビジネスカンパニーCCOの山本です。

「私たちの職務経歴書」シリーズでは、面接の場でみなさんとお会いする社員のこれまでの経歴、マネーフォワード(以下:マネフォ)になぜ入社したか、今の仕事ややりがいなどをお伝えしています!

今回紹介するのは、HRBP室 人材推進部の富田さんです。

マネフォの採用と言ったら富田さん!マネフォの魅力を一人でも多くの方に伝えようと獅子奮迅の活躍で、事業部からの信頼も厚く、社内では皆から「とみちゃん」と親しみを込めて呼ばれています。とみちゃんの採用にかける、その熱い想いを聞いてきました!

HRBP室 採用部 部長
富田 政孝

新卒で株式会社ジェイエイシーリクルートメントへ入社。
両面型コンサルタントとして4年半紹介業に携わった後、マネーフォワードへ採用担当として入社。中途採用担当としてキャリアをスタート。
主要事業であるSaaS事業(マネーフォワードビジネスカンパニー)の採用をメインで担当しつつ、BtoC事業含め全社の採用活動に携わる。
入社1年目には全社で年間約300名の採用活動を経験し、全社半期MVPを受賞。2年目以降は、組織運営にも携わるようになる。現在は、HRBP室人材推進部でMFBCの採用に従事。

ーー前職の仕事内容と、マネフォに入社したキッカケを教えてください。

富田:就職活動の頃は本当に世間知らずで仕事に対する確固たる思いも無かったので「社会のことは社会に出てみないとわからない」と、今思うと甘い考えを持っていました(汗)

そんな中で、人材紹介会社を選んだのは、三方よしのビジネスモデルに惹かれたことと、さまざまな企業や人との出会いを通して自分自身多くのことを学べるだろうと考えたためです。

人材紹介の仕事をするうちに、採用だけではなく人事制度やチーム一丸となって目標を追いかけることへの関心が高まり、企業の人事として働きたいと思うようになりました。当時、クライアントだった人事部長さんに相談したところ、「Tech系で伸びている会社がある」と教えてもらったのがマネーフォワードを知ったきっかけです。

山本:その人事部長さんに感謝!!最終的な決め手はなんだったんですか?

富田:転職するならミッションやビジョンに共感できる企業がいいと思っていたのですが、どの企業も想いを込めてミッション・ビジョンを定めているので、話を聞けば聞くほど各社のミッション・ビジョンに共感できてしまって…(笑)

それでも、最終的にマネーフォワードへの入社の決め手となったのは、各社のIRや発信記事を読み漁る中で、マネーフォワードのミッション・ビジョンと事業内容が自分の中で一番腹落ちしたことでした。

「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる」というビジョンを実現することって今の日本社会において本当に難しいことだと思うんです。でも、誰もがお金に苦しまない世界が実現したらそれは本当に素晴らしいことで、めちゃくちゃやりがいがありそうだなと思いました。

加えて、既にそれまでの環境で一定以上の成功を残されたであろう経営陣が、リスクを取って本気でチャレンジされてる姿に心打たれたというのも決め手の一つです。

ーー現在の仕事内容とやりがいを教えてください。

富田:HRBP室の人材推進部で、MFBCの採用活動を行っています。私が入社したときに300名だった社員は、現在グループを含めると約1,000名になりました。

マネーフォワードはtoCからtoBまで幅広く事業を展開しています。主要事業であるSaaS領域はマーケットが伸びてプレイヤーが増えていますし、会社全体としてはあらゆる業種・規模の企業が採用の競合になります。

常にマーケットの変化を感じる環境に身を置いているため、採用難易度は非常に高いです。マーケットに取り残されないよう変化をキャッチアップし、対応し続けていくには個人やチームのスキルが高くならなければいけないと日々感じています。

採用環境が激しいということは、他社も採用に力を入れている状況ということです。その環境下で、優秀な方にご入社いただくことは、経営や事業にポジティブな影響を与えることに直結します。採用は本当にやりがいのある仕事だと感じています。

また、今後、人事が経営や事業に与える影響をもっと大きくしていきたいと思っていますが、マネーフォワードの場合、常に全社一丸となって採用活動を行うカルチャーがあるので、さまざまな人と仕事ができるこの環境にはやりがいを感じますし、本当に恵まれていると思います。

山本:富田さんは、SaaS業界にも思い入れがありますよね。

富田:SaaSは商売の本質を体現しているビジネスモデルだと思うんです。ユーザーさんにとって価値あるサービスを提供し続けないと生き残れないモデルです。

少しでも「これぐらいはいいだろう」という気持ちに甘えてしまうとユーザーさんが離れていってしまうこともある。その一方で価値あるサービスを届けることでユーザーの皆様からとても感謝してもらえる、本当に素敵なビジネスモデルだと思います。

どうすればビジネスが伸びるかを考えると、結局はヒトの力に行き着くことも多く、僕自身としては新卒時からヒトに関わる仕事をしてきているので、SaaSと出会った時はこれまでの経験が繋がる感覚を覚え、とてもワクワクしました。

また、SaaSはLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を上げて長くお客様に使っていただくサービスですが、これは人事においても同じです。会社で働く中で所属している会社のことを好きと思えるかどうかは働きがいやその人の人生そのものの充実度に大きく影響することだと思っていて、そのための会社づくりを牽引するのが人事だと思っています。

とても責任が大きく難易度も高いですが、多くの人から選ばれる唯一の会社を作っていきたいですね。

ーーマネフォで働き続ける原動力について、教えてください!

富田:私はマネーフォワードが掲げているミッションが大好きです。壮大で難易度がとても高いですが、皆がそれを本気で実現しようとしているし、ミッションに共感していい人材が集まってきている。「すべての人の『お金のプラットフォーム』」に最も近い位置にいるのは間違いなくマネーフォワードだと思います。

あとは、やはり一緒に働いているメンバーの皆さんやカルチャーが働き続ける原動力ですね。手前味噌ですが、本当に良い人が多いんです。入社した当初はみんな本音言ってるの?と疑ったぐらいです(笑)。

良い人が集まっているから壮大なミッションも本当に実現できると思いますし、実現した時に僕がその輪の中に入っていないのはすごく嫌だと思うようになったんですよね。

ーーマネフォの社員の傾向はありますか?そして、どんな人が合うと思いますか?

富田:優しくて温かい人柄の人が多く、肩書や役割に制限されず本質的なコミュニケーションを取れる人が多いです。

温かくて良い人が多いと伝えると、ぬるい環境なのかと誤解されてしまうこともあるのですが、変化の激しい社会で勝ち抜くために、日々試行錯誤し続けるベンチャー企業なので、主体的にスピード感を持って働きたい・成長したいという人が合うと思います。

山本:本当にそうですね。各事業部の動くスピード感に、入社後驚かれる方は多いですね。それ以外に候補者の方が誤解しやすい部分などはありますか?

富田:お金に関わるプロダクトを扱っていることもあり、金融系のカッチリした会社なのでは?と思う方はいらっしゃいます。事前にnoteなどの発信を見ている方は、人の温かみや、ベンチャーマインド溢れる雰囲気を感じてくださっているので、ぜひ皆さんnote読んでください(笑)

山本:働く人にフォーカスしたnoteは『This is US!!』というマガジンを是非御覧ください!!(笑)

富田:あとは、組織が大きくなってきたこともあって、環境が整備されている会社だと思う人もいるようです。しかし、変化が激しいために、臨機応変にその場で判断することも多く、情報が点在していて、まとめきれていないという課題もあります。こうした環境を一緒に整備してくださるような方に来ていただけるとうれしいですね。

そして、まだまだ大手企業ではないのでそこは一番皆さんに正しく理解してもらいたいです。

常に新規事業にチャレンジしていますし、1→10、10→100とさまざまなフェーズの事業があるので、多くのチャレンジが存在しています。

ーーずばり!他のSaaS企業と比べたマネフォの強さはどこ?

富田:SaaS事業は、まず先行投資して組織固めから始めることが多いと思います。そのため、採用が順調に進まなければビジネス全体に影響しますし、実際、採用に苦戦している企業も多いです。

その点、マネフォは全社一丸となって採用活動をしているので、採用において善戦できています。

また、前述してきた通り、ヒトやカルチャーも強みです。最近は企業文化が企業の成長戦略だと言われることも増えてきたと思いますが、マネーフォワードは創業期からヒトとカルチャーにこだわり続けているのでカルチャーに関する考えや経験は他社と比べても深い方なのではないかと思います。

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山本:SaaSにはユーザーフォーカスの視点が欠かせないといいますが、マネフォはSaaSという言葉が広まる以前から自社のバリューとしてユーザーフォーカスを掲げています。そういったDNAを最初からもっているのもマネフォの強みですね。

ーーコロナ禍の転職に不安を感じる人も多いと思います。どんな点に気をつけていますか?

富田:コロナ禍の転職をされる人の大半は、コミュニケーションだったり業務のキャッチアップに不安を感じています。

マネーフォワードは週に1回以上の出社とリモートワークを組み合わせたワークスタイルにしており、リモートワークによって生じるコミュニケーションの障壁をできる限り無くす努力をしています。

当社もコロナ禍で多くの新入社員を受け入れてきたので、オンボーディングの重要性を強く感じ、今まで以上に力を注いでいる最中です。まだまだ整備し切れていないことも多々ありますが、少なくとも多くのメンバーが新入社員を温かく迎え入れたいと思っているので、そちらの点はご安心いただきたいと思います。

また、自部署以外のメンバーともコミュニケーションを取れるように、オンラインのシャッフルランチという形で他部署メンバーとコミュニケーションする機会を作っていたり、有志で、「この人とこの人が話したら面白そうだ」と、知らないメンバー同士を引き合わせることもあります。

他部署で交流できる人がいると業務も進めやすくなるので、社内に知り合いを作れるサポートは素敵だなと感じています。

山本:デジタルに強い人が多いので、ボイスチャットのDiscordを使ったり、バーチャルオフィスのようなアプリを使ったりと、部署ごとにオフラインでつながれる工夫をしていますよね。

ーー最後に、富田さんのプライベートについても教えてください!

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休みの日は、デジタルデトックスのために富士山を観に行ったり山を登ったり、自然に癒しを求めています。

素手や素足で直接自然に触れることを「アーシング(earthing)」と呼ぶらしいのですが、よく芝生に寝転がって地球を感じています。

最近は自然を感じれないとストレスを感じる身体になってきたので、アーシングすげーなって思います(笑)

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(一番左が富田さん)

もともとお酒を飲みながらワイワイ話すのも好きなので、落ち着いたら早く会社のみんなでお酒飲みたいです!

ーー編集後記

素晴らしい人が集まることで、世の中を変える事業を創れるというシーンを採用という面から間近で見てきた富田さんだからこそ、SaaS事業を拡大させるマネーフォワード社にもっと素敵な人が入ってきて欲しい!という想いを感じる時間となりました。

「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる」というビジョンを共に創造する仲間を大募集しております。壮大なミッションを一緒に実現させましょう!




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