記事一覧
新聞取材にご注意の巻
これは私の母が亡くなったときの話です。
その1週間ほど前に、某新聞から取材を受けていたのです。
アナル開発について、とても熱心に質問をしてくださり、大変良い記事なると思うと担当記者さんは言ってくださり、私も満足してその場を終えました。
そして母の訃報を聞き、実家に帰ったわけです。
お葬式の遺族側の経験がある方ならお解りでしょうが、お葬式の参列者の数というものは、喪主の人徳がなせるものだと私は思い
後イきを神戸まで引っ張った男
彼は50代後半の独身生活を優雅に楽しんでいる男性で、そのルーティンは聞いていてとても楽しいものでした。
旬の食べ物やお酒を取り寄せて楽しんだり、ちょっとした一人旅にも、とてもセンスを感じるものでした。彼のおかげで私のお取り寄せ欲もずいぶんと刺激され、12月になると今年はどこのおせちを買うか、どこのお酒がよくできているとか、そんな情報交換をするのが常でした。
彼が私のところへ来るようになったのは
メヲミヒラク#10女性の理解力が求められる時代へ
ある男の旅に、たくさんの反響ありがとうございました。
正直、これほどに反応があるとは思ってもいませんでしたが、
みなさんそれぞれ、反応する場所が違うのも実に興味深かったです。
この話を一番最初にしたのは、うちのキャストたちにでした。
つまり自立した独身女性ですね。
彼女らは、既婚者が経済的援助なしに、
妻以外の女性と付き合っていることに理解できないと反応しました。
実にわかりやすい。
確か
遥美沙樹のメヲミヒラク#09「ある男の旅」
「どうして大切な人は1人にしなきゃいけないの?」
男は言った。
その声は幾度にも渡って投げかけた問いにも感じられた。
しかし今まで男の耳の奥に届く反対論を唱える声は、聞こえなかったのだと思う。
私は返す。
「同等ではないからじゃないですか?ひとりは社会的に認めた立場があり、ひとりにはそれがない。つまりそこに格差がある。」
なぜこの話題になったのか、経緯はよく覚えていない。
12年連れ添った妻
遥美沙樹のメヲミヒラク#08「自慰下手な日本人」
海外から定期で日本へ出張してくる外国人のお客様がこんなことを言いました。彼は自分がオナニストであることを隠して居ません。なので、日本特有の飲み会では、その素直な下ネタで格好の餌になるらしいのですが、彼自身、とても明るい性格なので、同僚や上司から誰にも言えない内容を相談されることも多いそうです。そんな中、彼がとても驚いたことがあったらしく私に投げかけてきました。
それは、日本人があまりに自慰が下手
遥美沙樹のメヲミヒラク#07「orgasm addict2」
その日、男は約1年ぶりに現れた。
人生に於いての大切な節目が訪れたために、
自らをかまってやる時間が割けなかったと言っていた。
しかしこの男とは、かれこれ約5年近い付き合いに及ぶ。
当初は猜疑心の海を徘徊していたものの、
好奇心と快楽の水を飲んでしまったために、
全身が目覚ましい快楽体へと変化を遂げ、
ほんの少し、肩を噛まれただけで歓喜の声をあげ、ぴくんと跳ね上がるようにまでなってしまったのだ。
遥美沙樹のメヲミヒラク#06「 orgasm addict 」
その男は、とある女性の奴隷だと言った。
身体には無数の鞭痕があり、
両乳首にはピアスが施され、局部もまた大きなダイヤを模したピアスが四方から貫通していた。
男は嬉しそうに言った。
「これね、最近開けて頂いたんです」
しかしその男が此処に来たのはピアスを自慢したいためではない。
己のアナルが、いまいち主の役に立っていないのではないか、
もっと主が喜んで遊べるようなアナルでありたいと、
このクリ
遥美沙樹のメヲミヒラク#05「トラウマを性癖に」
自分の性壁について、
お会いした際に聞かれれば特に抵抗もなく話すのですが、
これまでの人生の中で、年を重ねて初めてわかったことも多々あります。
その中で、ひとつの結論に到達したことは、
過去のトラウマは、その後の性壁になるということー
誰にでもトラウマはあると思います。
自分には全くないという方もいますが、
掘り下げてみれば、これがトラウマだったかもしれないと、
案外認めてしまうものだったりし
遥美沙樹のメヲミヒラク#04「苦痛と快楽の狭間」
私が性風俗というカテゴリーに身を置くきっかけになったのは、一人の女性との出会いでした。彼女はSMの性癖があって、仕事では女王様をしていましたが、プライベートではMだったのです。当時そういった使い分けをする女性は多く、私のブログに彼女がメッセージをくれたことから始まりました。家が近所ということもあり、親しくさせてもらっていたのですが、彼女のプレーを見たことは一度もありませんでした。
SMに対してと
遥美沙樹のメヲミヒラク#03「 9.11はここにも… 」
※これは以前にブログに掲載していた記事です※
2001年9月11日は私にも、忘れられない日となりました。
これは、私がまだ女王様だった頃の話です。
あの日、私が僅かに恋心を抱いていた男性が、
あの場所に居ました。
幸いにも彼はその日、寝坊をして遅刻したおかげで、
あの被害には遭わなかったのです。
急いでオフィスへと向かう道すがら、あと5分で到着という場所に居たそうです。
しかし目の前に拡がる
遥美沙樹のメヲミヒラク#02「モテ男を仕留める方法」
私は素人女性、玄人女性にかかわらず、自分の培ったスキルを講習として教えているのですが、そこにも楽しい方々はやってきます。今回はその中でも実に賢く、自分の人生を切り開いた方のお話をさせていただこうと思います。
私は講習を始める前に、なぜこのスキルを身につけようと思ったのかを必ず聞いています。理由は個々ですが、講習の方向性を決めるためには、とても大切なことなのです。たとえば玄人女性なら、もっとユーザ
遥美沙樹のメヲミヒラク#01「性癖をカミングアウトするタイミング」
今回のお題は、「なにごとも最初が肝心」というお話です。
私のお客様で独身のころからこの性癖を自覚する人は少なくないのですが、その性癖を自分のパートナーに正直に打ち明けている人は殆どいません。理由は様々だと思いますが、やはりそこは恥ずかしい、引かれるのが怖い、変態だと思われたくないなど、可愛い理由が並びます。だって本当は変態なのに変態だと思われなくないなんて、可愛いったらありゃしないですよね。そん