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【作り置きおつまみ#14】基本の茹で鶏(素材のレシピ)

気づけばGW最終日。執筆やレシピ作りや撮影など、なんだかんだ在宅でできる仕事に追われており(なんなら1人3役くらいでこなしているので超忙しい)、1週間ぶりのnoteの更新となってしまいました。

さて、今回も素材のレシピです!!
常備菜は色々あれど、常に冷蔵庫にストックしておきたい常備菜ランキングベスト1はこれではないでしょか。

冷蔵庫に"茹で鶏"さえあれば…

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茹で鶏さえあれば、とりあえず毎日の献立にもおつまみにも困らない。
これほど便利なものがあるでしょうか…。

しかも、鶏むね肉は安価な上に低脂肪・高タンパクと栄養面でも優れており、本当に素晴らしい食材。今日買ったむね肉も、2枚で350円くらいだったかな。

ということで、今回は私の「基本の茹で鶏」と、その活用法をご紹介させていただきます。

基本の茹で鶏

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【材料】(作りやすい分量)
鶏むね肉:2枚(600〜700g程度)
塩:小さじ2
砂糖:小さじ2
酒:大さじ2
水:1L
生姜:スライス4〜5枚
長ねぎの青い部分:適宜

※むね肉1枚で作る場合(5/14追記)※
むね肉にすり込む「塩」と「砂糖」の分量を小さじ1ずつにし、他の材料と工程はそのままで作ってください。ただし、茹で汁の塩分濃度が低いと腐敗しやすくなるため、茹でる際の水に「小さじ1の塩」を追加してください。

【作り方】
鶏肉の両面に塩、砂糖をすり込み、酒をまぶす。常温に戻しておく(20〜30分程度)。

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*塩をすり込み下味をつける際に、砂糖も一緒にすり込むことで、砂糖の保水効果で鶏むね肉がしっとり柔らかく仕上がります。

鍋に水、生姜、長ねぎの青い部分を入れて火にかけ、沸騰したら①の鶏肉を入れる。そのまま1分ほど中火にかけ、再びお湯の温度が上がりふつふつと気泡が出てきたら(ぶくぶく沸騰させなくて良い)、蓋をして火を止める。
*酒を多めに加えることで、臭み消し+しっとり仕上がります。
*生姜と長ねぎの青い部分は臭み消しになります。

そのまま余熱でじっくり火を通し(2時間程度)、冷めたら茹で汁ごと保存容器に移して冷蔵庫で保存する(保存容器に移す際、茹で汁は茶こしで濾すと良い)。
*皮は取り外して食べることが多いですが、皮からも旨味が出るため、茹でる際は外していません。

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ちなみに、上記のレシピは厚手の鍋で茹でることを想定したレシピです。薄手の鍋の場合は温度が下がりやすいため、の工程で鶏肉を入れた後に2〜3分ほど加熱した方が良いかもしれないですね。

なお、茹で鶏の保存期間は5日程度です。
取り出す際は清潔な箸などを使い、雑菌が入らないように気をつけてくださいね。素手や汚い箸などで出し入れすると、見えない雑菌が混入して、すぐに悪くなってしまいます…!!

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しっとり仕上がった鶏むね肉。サラダにトッピングしたり、麺類にトッピングしたり、和え物にしたり、スープに入れたり、とにかくなんでも使えて便利。

私はごまみそマヨネーズでブロッコリーと和えるのが好きです。副菜に最高。

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また、これからの季節はミョウガときゅうりとともに梅肉和えにするのもいいですね。さっぱり涼しげな夏のおつまみ。

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そしてもちろん、茹で汁は鶏の旨味がしみ出たスープとして大活躍!!
野菜を入れて、片栗粉でとろみをつけて、溶き卵を入れて、ごま油をたらせば、簡単中華スープの完成。定番はトマトですが、人参や小松菜やキノコ類など、冷蔵庫の余り物野菜なんでも。

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最近のお気に入りは鶏茶漬け。

ほぐして刻みキムチとごま油で和えるだけでも最高のビールのおつまみ。

noteディレクターの志村さんが絶賛してくださいました!

洋風アレンジもオススメ!!

『これさえあれば…!』という常備菜が冷蔵庫にあると、心にゆとりが生まれます。私の『これさえあれば系常備菜』、これからも少しずつ紹介して行きますね。

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