オーディションと現場のこと
めっちゃ遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
2023年もかっ飛ばしていきましょう。
さて、ちょっとずつちょっとずつ
アメリカのオーディションとか現場のこと書いていく
実際にどうやってとっていくとかは
本当に活動したい場合は
色んなところでお金や時間をかけて学んでいただく っていうのが1番です、基本的なルール以外は人によって全然違うのがほとんどなので、自分で必要な情報を取捨選択していただければ幸い。
私のはあくまで体験談であって、本格的な教材はしっかりした先生に学んでいただけると😊
日本にいてもアメリカのレッスン受けられるしね、強きオンライン時代。
ほんで、
基本的にセルフテープが8割、9割かなあ。
セルフテープ、パンデミックもあって日本でも浸透してきた?かも?なので
もしセルフテープそのものについて詳しくなかったら、それはまた別個で検索してみてね。
だいたいいくつかの大型プラットフォームに
学生映画からテレビシリーズ、シアター、コマーシャル、映画など色々、
何百・何千ものオーディションが集まっており、
全ての仕事に
キャスティングディレクター
監督
脚本家
撮影予定日
プロダクション(プロデューサー)
ギャランティ
役柄について
コールバック日などなど
諸々の情報が書いてあるのが基本です。
日本のオーディションと1番受けてて違うなあと感じたのはギャランティのところかな。
オーディションを受ける前の段階で
学生映画のpaid or non-paid から始まり、
映像だと一本いくら、フィッティングにいくら、できあがった作品の放送に契約期間があるのか半永久的なものなのか、それ以外か
エージェントやマネージャーに支払う分が上乗せなのかincludeなのか、
SAG-AFTRAと言う俳優組合の元に行われる撮影なのかそうじゃないのか、シアターだとリハーサル中は週いくらで本番はいくらとか、など
全部先に提示してあるのがほとんどです。日本でも提示してくださるプロダクションもいくつかあったけれど、一括して全部プラットフォームに出ているととてもわかりやすい。
全部情報見れる分、自分の責任も増す。
エージェントとマネージャー、これも役割が別々です、この違い、私もいまだに理解するのが難しいと思うところが多々。日本の芸能事務所のしくみと違うところも多々。
一定数のエージェントなどはSAG-AFTRAと連携しているところが多いので、事務所に支払う分はギャランティの10%〜15%と決められているところがほとんどです。
コールバック(2次オーディション以降)になると直接オーディション会場に行く機会も増えていきますが、セルフテープだけで決まった仕事もいくつかありました。
セルフテープはセリフを覚えるのが全体的にはやくなる、気がする。
さてさて現場。
写真を載せられないものも多いので微かな範囲で。
朝早いのは映像関係の仕事だと日本と変わりなく。その辺の自己管理能力が必要になるので、いつも絶対起きれるって分かっててもめっちゃドキドキする。緊張がとまらないいつも😅
セットにつくとスタッフさんが朝早くにたくさん既に働いてらっしゃって、この瞬間いつもとても感動する。
控室とかはトレーラー(ワゴン)のとこもあります。
中でメイクができるようになってたり、冷蔵庫やトイレがあったり、テレビがあったり、シャワーがあったり、トレーラーによって色々。
超大スターのハリウッド俳優は億単位の専用トレーラーをもっているとかいないとか。
朝ごはん出る時が多いです、
さっきの現場とはまた別現場の写真。
めっちゃ健康的だった。
撮影香盤によって待ち時間がかなり長くなるので、慣れている人はパソコン持ってきてたり本だったり時間の使い方がどんどん上手くなっていくらしい。
メイクさんにメイクしていただいたら事前にフィッティングした衣装に着替えてまた出番を待つ。
メイク、すきなぱーと。自分の顔がメイクさんごとに全然違くなるので毎度不思議な感覚になる。
日本で全くよしとされなかったそばかすをどの現場でも褒められてびっくりする。どうやら欧米ではそばかすが人気らしい。嬉しいね。
フィッティング、インチ表記や服のサイズがいつも分からなくて、確実なのは靴が7だということ。
体型についても、ティーンの子たちがおしりがおっきく見えるようにインスタ用の写真を撮ってるのをみて、これまた美的感覚の違いに驚かされることしばしば。
私は日本だとほぼ確over weightと言われる感じで過ごしてきたから、おしりの大きさが大事な環境は逆にありがたいのかも?
とはいえ私は自分の体型とりあえずもう少し絞りましょう。
好きな体型はシドニー・スウィーニーさんの感じ。あんだけ細いのに女性らしい曲線美かつ、めっちゃ筋肉あっていかにも身体鍛えてるのがわかる感じ。細いのに強そうな子がすき。
着替えたあとの
待ち時間は何かと寒いので上着もこもこお気に入りのがあると良き。
アメリカの現場で好きなところの一つに、マイナーと呼ばれるいわゆる18歳以下の子役が働く時、必ず親が労働許可を事前にとらなきゃいけないのですが、現場に行くと先生がいて、勉強時間が確保されているところ。
私は子供の時から芝居やりたくて、義務教育までは学校行きなさいっていう話を親として、オーディションとかを受けるようになったのが高校生になってからなので、こういう教育の部分がしっかりしてるのをみると、改めてこの制度は大事だなと感じます。
あとはもう撮影です。
楽しい!
というかよくこれいつも演技関係の先生に言われて、実際にそうだなと感じるのが、スタッフさんの数が尋常じゃなくて、撮影が円滑に進むようにすんごい丁寧に扱っていただいてるので本当に頭が上がらないんです。楽しいというより、楽しくさせてもらっているという方が正しいかも。
日本語を喋る役の時は、監督・スタッフさんからのコミュニケーショんンは英語で、セリフは日本語でと、その流れがとても面白い。
そんな感じです。
ペイロールの書類も現場で記入します。
ソーシャルナンバーというアメリカで必要な番号を記入したり色々。
1番最初に現場行った時はこれもよくわからんくてびっくりしました。
あとは次の日も同じ現場が続く時はまた明日!
だし、何日か開く時もあるし。
この一本のお仕事をとるまでに何十本何百本とセルフテープをとるわけで、
最近メンタル強いとか言われるようになってきたのも、オーディション落ちることに毎度あまり気にしていられないからだったりするのかなとか色々。毎度やられていたら体が持ちませぬ。
落ちるというか、その仕事は最初から私の仕事じゃなかったってだけの話であなたがとるべき仕事は他の人に渡ることはない、みたいなのをキャスティングディレクターだったかな?が話してるビデオを学校通ってた時みて、かなり印象に残りました。
"仕事を失う"という現象は起こり得ないらしい。
考え方次第でいくらでもポジティブれるね。へへへ。
この仕事は就活してる時間がずっと長いから、いかにオーディション時期を乗り切るかも大事かも。
そんな感じです。
今日の撮影もめちゃくちゃ素敵でした。たくさん笑った!
今年は初舞台から10年経つので、かっ飛ばしにかっ飛ばして参りましょう。
では!
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