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歌詞「初恋」

二人きりの観覧車
目の前のキミは俯いて 言葉少なく 髪いじる
さっきまで ふざけあっていたのが嘘のような ぎこちない時間
長いまつげ さくらんぼの唇 遠ざかる友達たち
波打つ鼓動 からからの口 近づいてく広い空

一番高いところで 口づけすれば
二人は永遠に結ばれるなんて
作り物の お伽話を 信じたいほど
僕らはまだ子供で ずっと一緒にいようね
なんて不確かな約束を交わす
保証なんて無くて良い この約束が 僕らの全て

ネットで見て 口づけは
柔らかく甘やかなのだと 想像しては 夢見てた
リアルでは 感触を確かめる余裕なんて 欠片も無かった 
交じる吐息 桜のような笑顔 僕を見上げる輝き
胸が高鳴る ゆるむ口元 キミの目見れず逸らした

好きなんてありきたりな 言葉だけじゃ
心を伝えきるには足りないのに
それ以上の 言葉を僕は 知りもしなくて
思いついた言葉を 繰り返し当てはめては
違うと何度も飲み込んでしまう
取捨選択 その果てに 残されたのは「好き」の一言

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