ノベル大賞の選評の話とか
今年の1月、僕はノベル大賞という小説の新人賞に応募しました。
結果は残念ながら一次落ちでしたが、その選評がつい先日送られてきました。
審査基準は、文章力や構成力などの項目ごとにA、B、Cの三段階評価。
僕の小説は一番下の『C』がほとんどで、一部が『B』という内容でした。
それでも、備考として読んだ感想が書かれていて、誰かが読んだんだなと実感することができました。とてもありがたかったです。
ブログの読者の方にはすでにお知らせしておりますが、この小説は一次落ちが確定した段階で投稿サイトのカクヨムに公開を始めました。
今年の5月から7月にかけて連載をし、今は完結済みとなっています。
タイトルは『朝焼けを見たことがありますか?』です。
どんな小説か気になった方は、少しだけでもいいので読んでいただけたらと思います。
まあ本音を言うと、選評が送られてくるまでは「カクヨムへの公開」が僕の中で一つの大きな区切りのつもりでした。
だけど、こうして選評が届いたら、本当の意味で何かが終わってしまったような感覚になっています。
確かなのは、この小説を読んでほしいという想いだけ。
もちろん、僕がカクヨムに公開している他の小説についても同様です。いつか誰かに見つけてもらいたくてそこに置いてあります。
結局、仮に世間一般には小説家と認められなかったとしても、誰か一人でも、あなた一人でも小説を読んで認めてくれたら、僕が小説を書いた意味はきっとあったのだと思います。
それぞれの場面で感じている区切りはおそらく本物で、その瞬間にどうしても終わらせなければならなかった何かがあって、それでも終わらせられなかった何かが先の未来まで残っていくのかもしれませんね。
長々と下手な文章で語ってしまいましたが、とりあえず今言いたいことはある程度吐き出せた気がします。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
いつも終わってみればこんな感じであまり明るい話にはならないのですが、後ろ向きな考えの中にも前向きな気持ちがあるということを最後にお伝えして本日はおしまいにしたいと思います。
それではまた。
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