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レナードの朝

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

1990年のアメリカ映画。ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズが共演した名作中の名作! わたしの大好きな映画です。原題 “Awakenings”。

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名優たちの共演!

ロバート・デ・ニーロロビン・ウィリアムズ
この二人の名優が出ているというだけで、なんとも嬉しいではありませんか! キャストを聞いただけで、良い映画の香りが漂ってきます~♡

それぞれの役どころは次の通り。

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○ セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)
医師。シャイで人づきあいが苦手なため、ずっと「臨床医」ではなく「研究医」として働いてきた。

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レナード(ロバート・デ・ニーロ)
セイヤー医師がはじめて臨床医として働き始めた病院の入院患者。難病のため、動いたり反応したりすることのないまま30年眠り続けている。

あらすじ(ネタバレなし)

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レナードの入院している病院に、セイヤー医師が臨床医として赴任する。
ある日の出来事をきっかけに、重症のレナードをはじめとする同じ症状の患者たちに対して、パーキンソン病の新薬が有効なのでは?-- と、セイヤー医師は気づく。
どうにかこうにか病院側の許可を得て、新薬の臨床実験をスタートしてみたところ、レナードや患者たちにめざましい変化が起こり始めるが--。

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数々のシーンに心動かされる

○ 人生を取り戻す患者たち
新薬の効果が出始めて「人生を楽しめる」状態を取り戻したレナードや他の患者たち。彼らの様子が、本っっっ当に嬉しそうで、幸せそうで……。観ているこちらまで胸がいっぱいになってきます。
さらに、何十年も看病を続けてきた、患者の家族たちの気持ちを思うと、また……涙涙。

○ 変化してゆくレナードの姿
わたしの大好きなデ・ニーロさんの演技が本当に素晴らしい! 難病患者を表現する、という身体的なお芝居ももちろんですが、レナードの心の機微がつぶさに伝わってくる演技は見事です。

○ 学べ!のシーン
○ ダンスのシーン
この二つのシーンについては、何も知らずに観てほしいです。ネタバレしたくないので、とにかく観て~!」としか言えない。(観たことがある方には、わかってもらえますよね!)

シャイなセイヤー医師
コメディ作品で観られる陽気でハイテンションなロビン・ウィリアムズも楽しいのですが、シャイで繊細なセイヤー医師に扮する彼の演技もまた、とても良いです。(個人的に、ロビン・ウィリアムズは悲しげな表情のお芝居が最高だと思う!)
特にラストのあの締めくくり方は、素敵♡

文句なしのおすすめ!

感想ツイートにも書きましたが、本作は “わんわん号泣するような” 感動というよりは、“じんわりと静かに涙が頬をつたうような” 深く心に染み入る作品です。

文句なく名作! 観る度に、毎回「じーん……」と心に何かを訴えかけてくれます。機会があれば、ぜひ♡(わたしは、ついつい何度も観てしまいます)自信を持って、おすすめします♩


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