ITの仕事って、実際どうなの?
ITの仕事って?
ITの仕事に対するイメージって、どんな感じなんでしょうか?
ある時期は、起業に成功した方々のおかげで、
「IT=カッコいい」
という風潮がありました。
別の時期には、長時間労働やメンタルヘルスの問題で、
「IT=ブラック」
という印象が先行していた気がします。
本当のところはどうなんでしょう?
システム運用の理想と現実
システム運用の仕事内容について書かれたものを読みました。
結構楽しめたので、紹介します。
「暗黙の定時」(笑)とか、経験者ならちょっと笑える表現もあって、楽しめました。
「仕事を定時で上がれるのは歓迎会と忘年会と..」
「7時30分から23時まで会社にいた」
といった、笑うに笑えないけれども...という、あるあるな話。
「途中経過の連絡や回避策の更新が大切」
「システムの停止は業務の停止を意味する」
という、「確かに!」と思える話。
「予算の関係でシステム化を見送っても(中略)、システムが無ければ業務が回らないと騒ぎだす」
といったリアルな話。
勉強になります。
システム運用は、開発や営業に比べ、地味なイメージがありますが、とても大変で重要な仕事です。ITの仕事にご興味のある方には、とても参考になる本だと思い、紹介させていただきました。
話しはそれますが...
ITの仕事といっても、その種類はさまざまです。
イメージしやすいのは、一般消費者向けのWebサービスや、みなさんがスマホでよく使っているアプリ、そういうものを作っている世界でしょう。
最近なら、Iot や RPA 、AI といった世界に、関わりたいという人たちも多いことでしょう。
けれども、アプリといっても、多くの人は目にすることのない、特定の業種向けのアプリもあれば、自動車や電化製品に組み込まれているものなど、さまざまです。
そもそも、アプリ開発だけが、ITの仕事ではありません。通信機器や周辺機器の製造や、それらに関わるソフト。インフラと呼ばれる領域もあります。
製造業や商社、小売業など、さまざまな企業の社内システムを支える仕事もあります。今でも、ホストコンピュータは動いているし、COBOLのプログラムをメンテする仕事も、一定のニーズがあります。
他にも、セキュリティ、ITに関する法律の扱い、アプリを売る営業マン、データエントリー...
数え上げればキリがありません。
もし今、IT関係の世界に興味があるとか、友人や家族がITの仕事をしているなら、それがいったいどんな世界なのか?知ってみると、結構、興味深いことが多々あります。
あと、就活中の学生の方々、あまり表からは見えないところに、面白い仕事や、やりがいのある仕事もたくさんあります。システム運用なんかも、少し調べてみてもいいかもですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。自分の文章を読んでくださる方がいる。ソレってとっても嬉しいことです。みなさんの文章も、読んで、楽しませていただきます!「スキ」「フォロー」「サポート」「シェア」すべて大歓迎です!