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小学校受験、4月からでも間に合うよ!のnote

いつかはアイカツ!もウルトラヒーローもお受験に役立ったよの記事も書きたいのですが、まずは2021年に受験されるお子さんをお持ちの保護者の方にエールを送るべく、我が家のゆるゆるお受験についてメモしたいと思います。


1.4月からでも準備は間に合うのか


7ヶ月もない、じゃなくてまだ7ヶ月くらいあります!

我が家もここからはじめました。

もちろん現実的なことを言うと、ペーパーの学力よりも習慣が活きるところを見られていますので赤ちゃんの頃から準備していたご家庭には敵わないとは思いますが、お子さんの良さをぐいぐい引き上げるのに今から始めても行けるところまでは行けると思います。

2020年に受験した我が家はコロナの影響もあり塾に入らず、家庭学習をゆるゆるとして、たまに単発講習に行ってお受験の雰囲気になれさせて、という感じで春の時点では志望校もなんとなくしか決めていなかったし、そもそもお受験とは?どうやって?何するの?と、親もわからないレベルでした。(母である私自身、あまりよろしくない家庭環境で育った為人生においてきちんとした受験準備をした経験がありません)

習い事は今までお勉強系に通った経験もなく、お受験に関係ない体を動かす習い事を複数続けながらの(しかし運動神経は残念ながら‥‥)ゆるいものでした。それでもペーパーだけなら有名校の問題もすらすら解けるようになりました。

学力うんぬんや志望校への合格よりも、周りの子よりもできないことが多かった我が子の将来を考えて何か思い切り環境を変えたかったので我が家はチャレンジをしました。当たり前かもしれませんが、お受験は合格だけが目標ではないことを身をもって体感しました。

迷っている方、今からでもいけます!!


2.ゆるーくお金をかけずお受験はできるのか


お教室に通うとなると、一コマあたり1万円は軽く飛んでいってしまいますね。

講習をプラスするとさらに1万円以上かかり、週2で通わせて休日は単発講習となると体力的にも精神的にも子どもも親も疲れる。

親子で何を乗り越えたいのか、何がしたいのか。合格以外の目標を立ててそこに投資すると決めて、春からはじめた我が家はほどほどに山を越えることにしました。

お金をあまりかけなかった例の1つは、幼稚園であまりアクティブに体を動かさない子だったのでそもそも身体のどこを動かせばいいのか楽しんでもらうために区が運営するほぼお金のかからない体操教室に通い、体操の過去問は家で練習し、お受験教室の単発講習の中で実践。

当初は目も当てられないほどでしたが、クマ歩きは10秒以上タイムが短くなりました。

いろんなお教室の単発講習を周れば志望校の過去問も数年分もらえるし、今は初級から難関までネット上に無料で練習問題がアップされていますので、いろんなワードを組み合わせて検索すれば多数の問題がヒットします。それらを活用して、お子さんの苦手や伸ばした方がいいポイントと志望校の傾向がわかってから教材を購入しても遅くありません。お受験向けオンライン授業を毎週無料で行っている塾もありますし、お受験によくつかわれるポスター教材やカード教材もネット上で無料配布されています。

お受験用の服装も小学校に入ってからも使えるようなアイテムはいい物を購入、あとはセール品や靴のヒラキ等を活用するとかなり出費を抑えられます。例えば我が家のレッスンバック、シンプルな黒いリボンがついたしっかりとした型崩れしない物を選びましたが、新大久保で100円でした。生地が良く未だに綺麗なので小学校でも使えています。濃紺の色味やしっかりとした生地感に気を付ければ、お受験専用のショップで購入することないのです。

そう考えると、お受験へのハードルってグンと下がりませんか?


3.4月からはじめてみて何が足りないと感じたか?何をするべきか?


4月からのお受験組でしたがそもそも我が子は

・他の子と同じことができない

・先生の話が聞けない

という問題を抱えていましたので、0歳児のころから様々なセミナーに参加したり育児書を毎月数冊読んだりと、ワンオペ里なし育児の自分は毎日ベソをかきながら子どもと向き合ってきました。

なのでお受験勉強をはじめてやっと!ついに!と出来ることが増えたので、他の方とは目標へのハードルがだいぶ違うかと思います。我が家はクレヨンが握れて線が描けただけで大喜びです。

そんな中でも感じたのは、春スタート組は圧倒的に「空気への慣れ」が違うと思います。

一般的に遅くとも年中秋からお受験勉強は始まりますので、それこそ2歳頃からしっかり始めていたお子さんとの空気感の差に戸惑われるかと思います。

瞬発力、集中力、声の張り上げ方、立ち振る舞い、1つ1つの所作はすぐに養われるものではありません。

ここは大きな差ですが、呑み込みの早い子、素質のある子は苦労しないとは思います。

こればかりは良いお教室に出会えれば通うことでカバーできるかと思いますが、在籍しているお子さんの様子をしっかりと見て判断した方が良さそうです。

同じ志望校レベルのクラスでも、各お教室によって先生が仰ってることやっていることが違いますので、長期休暇の講習だけ通塾のご予定の方も、まずは各お教室の見学や体験をして家の方針に合った先生や塾を探すことをおすすめします。

大体夏までには入室や体験授業を締め切ってしまいます。

一部受験ギリギリまで体験を受け入れているところもありますが、なるほどこういう塾だからか…という感じ。良い意味でも悪い意味でもびっくりするような先生もいたので、10校近く見学や体験に行ったと思います。

大体5000円前後で体験できますので、空気感に慣れるためにも春から夏にかけて塾をリストアップし連絡しておいた方がいいかもしれません。

そして大きな紙、カレンダーの裏紙でもいいので、7か月間の大まかなスケジュールをざーっと書きだします。各教室の模試や講習のスケジュールを入れていき、そこから我が家の目標やスタンスに合ったカリキュラムをバランスを見ながら選んでいきました。

家庭では、紙のちぎりや紐のむすびなど巧緻性を養うための練習は毎日続けました。本当は運動や体操も毎日やるべきでしたが我が家は週3、4日にとどまったことが悔やまれます。

電車やバスに乗っている間は綺麗な姿勢でどれだけ長く静かにしていられるか。毎日の読み聞かせと面接練習、しりとり、パズルとオセロも欠かさずに行いました。これと苦手分野と伸ばしたい箇所をまぜたペーパーを宿題を含め毎日疲れていても10~40枚用意し解きました。

今思えば運動と発声練習を親子でもっと取り組めればよかったな、と思いましたがゆるくゆるく、精神的な余裕を大切にしたかったので我が家はこんな感じでした。


途中でスランプに陥ってしまい時間が足りず、予定していた受験校を半分削ったりと時間の無さを痛感しましたが、それでも無事合格はできたし、クリアした目標もあればまだこれからな目標もあります。

これからのスタートを迷っている方がいましたら、こんな親子でもチャレンジできたよ!っていうこのメモが何かの参考になれば幸いです。

些細なきっかけでもお受験したくなったら、今からでもチャレンジできます。

来年の春、無事桜が咲きますように。

子どものアイカツプレイ代に消えるでしょう。ご覧下さりありがとうございます。