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働きつつ3歳の子を育てる母。好きなことがありすぎる人

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早起きは何文の得?

ここ最近、夜明けがすっかり遅くなってきた。 今日は早起きの素晴らしさについて書いてみる。 私は毎朝4時か5時に起きる。 そうしないと自分の時間が確保できないのもそうだし、夜に色々考えるよりも朝考えた方がダントツに頭が冴えているから、もう数年はこのスタイルで生活している。 こうしてnoteを書いたり、手帳にスケジュールを書き込んだり、本を読んだり、勉強、時には走ったり筋トレをする。自分の好きなことから始める1日は、もうそれだけで最高の1日なのである。 好きなことをしながら

    • いつか記憶からこぼれおちるとしても - 江國香織

      敬愛する作家、江國香織さんの著書 - いつか記憶からこぼれおちるとしても 中学2年生のころ、初めて江國香織さんの本に出会った。 元々読書が好きだった私は、母の影響で赤川次郎やアガサクリスティなどミステリー小説を中心に読んでいたが、たまにはミステリー以外も読んでみよう、と思って本屋さんで適当に手に取ったのがきっかけだった。 本書は、10人の女子高生の日常と、日常に隠れた彼女たちの秘密や幸福、抱えきれない孤独が織り混ざった、とても繊細な短編集である。 いつか記憶からこぼれおち

      • 幸せのしっぽ

        32歳ともなると、既婚・独身・子持ち・シングルなどなど、ライフステージに違いが出てくる。 仲良しの友達は独身なのだけど、ときどき私は彼女がとてつもなく羨ましくみえる。 好きなときに美容室に行けて、可愛いネイルをしたり、ちょっとお高い洋服やコスメをご褒美に、疲れたらご飯なんてサボってお布団へ直行。 かつて私もそうだったはずなのに、そしてそんな自分を楽しめていなかったのに、いざ無くなるとまるで一度もそんな自由を持っていなかったかのように錯覚してしまう。 結婚していても独身

        • クマさんのカップケーキをめぐる戦い

          最近の4歳むすこ、頑固がすぎる。 (私にそっくり) 今日も保育園の帰り、スーパーの中のケーキ屋さんで 息子「くまさんのケーキ、ぜったい買うの!!」 夕飯のおかずと牛乳を買いたかっただけなのに・・神様・・ ケーキ屋の前で制服のまま寝転がり、泣きまくる息子。 それを眺めてるふりして、心を無にして遠くを見てるわたし。 いや、買ってあげりゃいいのよ。たかだか500円ですもん。買えないこたないですよフルで働く32歳なんで。 ただね、最近息子の「これ買う!」攻撃がすごくて。

        早起きは何文の得?

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          10年を振り返る

          10月終わりにひとつ、歳を重ねる。 32歳になる。自分が32歳になるだなんて未だに信じられない。 年齢なんてひとつの数字にしかすぎないけれど でもやっぱり、あぁ32年も生きてるのかぁ、と実感するし そろそろ人間ドックに行かなきゃな、と思ったりもする。 大学を卒業して、社会に出てちょうど10年(だと思う) 生きていくのに必死で、色んなことがあった10年だった。 社会人になりたての頃は、やる気100%で 力入りまくりの初々しい女の子だった(気がする) やる気100%の一

          10年を振り返る

          むき出し - 兼近大樹

          今回は私の大好きな EXIT 兼近くんの書いた小説について。 昔から私はお笑いが好きだったけど、子どもが産まれてからYOUTUBEを見たり、SNSを見る時間が増えて(片手間でできるので) EXITのファンになったのも1年ちょっと前くらい。 むき出しもちょうど1年前くらいに出版されたので、すぐ買ってすぐ読んだ。 読んだ後は色んな感情があって、一言じゃ言い表せられないのだけれど。 まず、主人公の石山。 幼き日の私の記憶にも、いた。しかも同じクラスに。 別に私は何をされた

          むき出し - 兼近大樹

          スキ と向き合う時間

          私は昔から『これが好き!』と主張することがとにかく苦手だった。 ○○が好き と言ったら、周りの人に変って思われないかな? えー!なんでそんなの好きなの?って言われないかな? 今思えば、周りの人に『変だね』と言われようと、自分が好きで幸せならそれで充分なのだけど。 まだ若くて、こころがフワフワだったわたしは、到底そんなふうには思えず、趣味の話題にはいつも 『えー?趣味とか特にないなあ。休日はお酒飲んでるか寝てますね。』 とテンプレのように返す20代の女の子になっていた。

          スキ と向き合う時間

          いやいや だけど すきすき

          むすこ、2歳5ヶ月。 いわゆるイヤイヤ期、まっさかり。 保育園いかなーいの! おむつかえなーいの! 自転車のんなーいの! くつ、はかなーいの! ほんとうに、マンガみたいなイヤイヤ期・・ 成長に必要だとはわかってますよ、耳にタコですよ。 自分の出勤時間を見越して、早く起きて早く出ればいいんですよ、わかってますよ。 たまにはご飯なんてUber Eatsに頼って、ぎゅーっと抱きしめて、目一杯遊んであげるのがいいんですよ、知ってますよ。 理解してても、わかってても、知って

          いやいや だけど すきすき

          育児で唯一気を付けていること

          元来丁寧な性格ではない私。 育児も神経質になりすぎないようにやっているけれど、唯一気を付けていることは、自分が子どもの頃両親にされて嫌だったことをしない、ということ。 私の父親はあまり育児熱心なタイプではなく(そのためか母とは離婚)、そもそもの関わりが少なかったので、あまり嫌だった思い出はない。 対して母親には、それはそれは嫌な思い出がたくさんある。(それだけちゃんと育ててくれていたのだろうと今になってやっとわかるんだけど) 嫌な記憶というのは大人になっても何だかんだ

          育児で唯一気を付けていること

          タイムリープ

          たまたま見つけた5年前の写真を見つめて、ああこのころは、こんなに髪が長かったんだ、とぼんやりタイムスリップした。 まだ結婚もしていなくて、もちろん息子もいなくて、お酒をたくさん飲んでて、はしゃいでいた20代。でも仕事が全然できなくて、無駄に力入ってた時期。 あのころの自分も、一生懸命でキラキラしていて好きだけど、今の自分も結構好き。かわいい子どもと毎日楽しく過ごして、仕事もいい感じに力が抜けて、まさに平々凡々な日々。 この先5年後も10年後も、ずっとそう思っていられるよ

          タイムリープ