見出し画像

オリンピックでの出会いと他者貢献と目標達成の関係性

うちにはウクライナの旗があります。

実は昨年、私がセレモニーキャストとして出演した東京オリンピック閉会式の時。

各国の選手が退場する際、選手の皆さんは私たちセレモニーキャストに
旗を渡しながら帰って行きました。

コロナ禍でハイタッチもハグも全て禁止されている中で、せめてものコミュニケーション。参加者が少なかった閉会式とはいえ、選手が一斉に退場する中で、

arigato!
sayonara!
thank you!

なんて言葉が飛び交いながら
旗を受け取りながら 
写真を撮りまくりながら

みんな笑顔で退場していきました。

そして私が手にしたのは2本の旗でした。

スクリーンショット 2022-03-15 14.27.38

1本はフランス。おお!次期開催国!

もう1つは???正直わからなくて。終わってから調べたらウクライナの旗でした。そんな状態でしたからどの選手からいただいたか顔も覚えておらず。私に笑顔で差し出してくれた最初の選手だということだけ覚えてます。それがウクライナの国旗です。

それを北京オリンピックを見ながら、ふと思い出した時、今の戦場は遠い国の遠い話ではなく、あの時実際に会った人たちが現実に直面している話なのだ、と急に自分ごとになりました。

それまでは今回のことはただのニュースでした。なんて自分は小さい人間だと思いますが、事実なのでしょうがない。

どんなことも自分ごとになるかならないかで物事の捉え方が変わります。

私の場合、自分が世界平和のために何ができるかといっても何もないんですけど、でも、目の前の方達が素敵な人生をあゆむのを最大限応援することが今の私にできることですし、自分の人生の満足度が上げるサポートが平和な世の中づくりにほんのすこーしお役に立てるじゃないかと思いました。

そう思うと、自分のコーチングにもっと誇りを持って、もっと頑張ろうと思えました。

目標設定に有効な他者への貢献


実は目標・目的設定する時に「他者への貢献」しかも「目に見えない形での貢献」があるとモチベーションが高くなったりやり遂げる力が高まったりします。


有名なところではなでしこ女子サッカー日本代表がW杯で優勝した時はサッカーを通じて東日本大震災後の日本に元気を与えたいという目的があったことで目標達成をやり遂げる力がグッと高まり、優勝の原動力の1つになったと言われています。

自分のやっていることが他者への貢献にどう繋がっているかを考えることは本当に効果があります。

*家族の笑顔のために
*応援してくれている人のために
*この環境に感謝して

などなど、コーチングの時に目標達成したい理由を聞いた時にそんな発言をされている方はすごくいい表情ですし、そして、目標に向かう力がグッと上がるのを何度も見てきました。


みなさんが今、取り組んでいることは誰の、どんな貢献につながっていますか?

それを考えるだけでも行動力が高まったり自信が高まったりしますよ。

ということで、私もささやかですが世界平和につながるようこれからも全力でコーチングを提供してきます!

そして

どうかどの国のアスリート達も自分が誇りを持って競技と向かい合える平和な世界でありますように。

*東京オリンピック閉会式、セレモニーキャストのメンバーと。(右端が私です)みんなそれぞれ各国の旗をもらって笑顔です。平和だ〜
スクリーンショット 2022-03-15 14.02.20



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?