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人に救われた話

こんにちは、はるです。
一時期、事務派遣をしていたのですが、その任期が終わったので無職になりました。

2回目です。

こうも短期間に無職になる経験がある人は、全体の母数から見たら少ないかもしれないですね。

でも、1回目の無職経験で、あまり長く無職の時間を続けると精神的にくるということがわかっていたので、2回目は長く続けるつもりもありませんでした。

周りも1回目の無職経験があったので、今度はすぐ就職した方がいいとアドバイスをくれました。


実は、派遣の仕事をしていたときは時間があったにもかかわらず、ライティングの勉強が止まってしまっていました。
なので、今度こそは両立できるところにしようと家から近いところを選択します。

また、前回の派遣で人に貢献できるのと、スキルが上がる経験がないとダメってことがわかったので、それができるところで働きながら、ライティングの勉強をしようと思いました。


スキルアップと、人に貢献できる仕事で、私でも雇ってくれる仕事を考えていると、歯科衛生士の仕事が頭に浮かんできました。

歯科衛生士の仕事内容自体は好きだったので、以前みたいにならないかなっていう不安もありながら、歯科衛生士の求人を探します。


探すといっても、たくさん候補があってどれが自分に合ってるかも、よくわかりません。
なので、私は担当の人が仕事を紹介してくれるような歯科衛生士の転職サイトに登録しました。

歯科医院って、実はコンビニより多いです。

なので、担当の人に条件を告げると、いっぱいありますよっていってくれました。

候補の歯科医院をいくつかあげてもらい、見学と面接に行って、一つの歯科医院に就職することが決まりました。


そこの歯科医院も忙しいです。
でも、それで空気がピリピリしているわけでもなく、和やかな雰囲気でした。
患者さんとの距離も近くて、アットホームな感じの歯科医院です。


仕事ができるように、頑張って仕事を覚えました。

その甲斐あって、段々と仕事にも慣れてきたんですが、悩みも出てきます。


私は、人と深く関わって傷つくのが怖いので、人と積極的に関わってきませんでした。
なので、人と接するのが苦手です。

アットホームで患者さんとの距離が近いこの職場に、自分がいてもいいのかなって段々思うようになっていきました。


そんななか、交際していた人と電話をしていたときに、相手が私の様子がおかしいことに気づいたようで、何か悩みがあるか聞いてきました。


私は基本的に自分の本当に悩んでいることを話さないです。
距離が近い人だと特にです。

気づいたら、ストレス溜まってるって人間なので、
悩みがあることに気づいた時には、崖っぷちにギリギリの状態で立ってるみたいな状態です。

そんな時に悩みを話して、否定されたときのことをかんがえると怖いので、極力人に話さないようにしてきました。


なので、普段だったら話さないのですが、その時は弱っていたり、
普段の言動を見てこの人なら大丈夫かなっていう信頼があったので、
私が悩んでいることを話しました。

話していくうちに感情が溢れて泣いたりもしました。

話した後、めっちゃ泣いたし、
些細なことで悩んでるって否定されて、引かれてもしょうがないかもなーなんて思いました。


でも、私が思っていた対応とは全く違うことをしてくれて、
私の考えを受け入れて味方をしてくれて、
そんなに辛いならと逃げ道まで用意してくれました。

今の私のことを肯定して受け入れてくれて、
この場所にいていいのかなって悩む私に、居場所と光をくれたんです。


今まで、どんなことをしても味方だよって言ってるのはドラマくらいしか見たことがなくて、自分が言われるのは初めてでした。


言われるのってどんな感じなんだろう。


実際に自分が言われてみると、自分の中にあった闇が消えていく感じでした。
気持ちがこもってなくて表面上その場しのぎで言ってるだけだったら、そう感じなかったと思います。


自分のことを思って、上へ上へとアドバイスしてくれる人も大事だけど、
今の自分のことを受け入れて味方をしてくれる人も大切だなと思った瞬間でした。


逃げ道まで用意してくれましたが、
それに甘えたら、自分が逃げ癖がついて自分がダメになりそうだなと感じ、
自分ができることをしようと決意しました。


そんな感じで、今もその職場で自分ができることを頑張ってしています。
時々挫けながらも、その都度持ち直して、なんとかここまできています。

この経験から、私みたいに弱っている人がいても、それを周りで支え合っていけるような関係を広げていきたいなと感じるようになりました。


次回、全然書いてなかったライティングの件はどうなったのか書いていきます。

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