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無料塾としての真価と進化【無料塾開催日記9/22】

埼玉県久喜市で開催している無料塾「久喜つばめ学習会」。昨日(9/22)は開催日でした。

いつも通り将棋からスタート。最近アプリの方では調子が良く昇級までいけるかなという私でしたが、昨日はやけに見落としが多く、4回やって王手もかけられない対局ばかりでなんだか反省しまくりでした。

さて、前回が8月の末で少し間が空いてしまいました。学校や習い事だと期間があいてしまうと気持ち的に行きづらくなってしまうことありますよね。しかし、久喜つばめ学習会では開催期間が空いても前回と変わらない感じで行えるんです。これは3月からの自粛期間中実施できず6月に再開した時もそうでした。生徒さんが積極的に関わってくれるというのもありますが、私自身もその間の様子を深く聞かないように気をつけています。将棋をしながら軽く、最低限を聞く感じです。

なんでも言える場に...【真価】

今回ですが、もしかしたら最も対話できた回かもしれません。「なんでかな〜?」と帰り道歩きながら考えていたのですが、(行き帰りは15分くらい田んぼ道を歩いています。いろいろなことを考えられ、整理できます。)「そういえば、今日は普段よりも生徒さんの話をよく聴けていたかもしれないなぁ」と思いました。昨日は生徒さんの言葉に相槌をうちながらしっかりと聴き、時折生徒さんの言葉を言い換えながら話を広げていけたような気がします。(認識のズレはあるかもしれない...。)

私もそうですし、皆さんも経験あると思いますが"先生"と呼ばれるポジションの人がそのポジションを示しながら(例:「先生が言ったのだから...」)、「教える」ような発言をすると、それを受け取った生徒さんはその後、自らの発言がその場にふさわしいのかどうかを考えるようになります。

「これ言っても大丈夫かな?」

という感じに。

このような不安があるとなんでも言える環境にはなりづらいですよね。いくら私たちの無料塾が自由な空間といえど生徒さんの気持ちに不安があると生徒さんからの積極的な発言は鳴りをひそめてしまうと思います。

では、私たちはどうすればよいのでしょうか。生徒さんの発言に耳と心を傾け、まずは生徒さんが言わんとしていることを推察します。そして時折こちらが生徒さんの言葉を言い換えて伝えることで、「先生はしっかり聞いているよ」「あなたはこういうことを言っているよ」というのを生徒さんに示します。

そうして生徒さんにとって「久喜つばめ学習会」が"なんでも話せる場""自分の居場所の一つ"となれればなと思っています。

こう言っている私も毎度うまくいっているわけではありません。反省することも数多しです。ですが、この反省が次回の生徒さんの居心地の良さに繋がればと思っています。

週1開催だけどいつでもサポートするよ!【進化】

これは8月から導入しておりますが、学習管理アプリを配信している「Studyplus」さんのサービスを活用させていただいています。

この無料塾は週1回開催で、この週1回でどのようにして学習結果へのニーズに応えていくのかということについては課題となっていました。

また、子どもたちにはしっかりと活動ができているという「自信」を、保護者の方には生徒さんがしっかりと学習できているという「安心」を持っていただきたいというのもありましたから、そういう意味で何かできないかという思いがありました。そして「Studyplus」さんにお問い合わせをしたところ、現在に至るまですごく丁寧なご対応をいただいております。

アプリの「Studyplus」ではリアルタイムの学習を記録し、目に見える形でデータ化することができます。また、「久喜つばめ学習会」では生徒さんの学習記録と連携し、「いいね!」をして賞賛したり、メッセージで学習について、学習以外のチャレンジについてやりとりをしたりと開催日以外の学習支援への活用を考えております。

このように無料塾でありながらさらなる進化を考えている「久喜つばめ学習会」、今後ともご期待ください。

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