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【詩】淀み川

負けた日と汚れた気持ちと

弱い自分と立ち直れない未来を

持って点の上に立つ


自分から抱きしめる


目指す者に

出来もしないことで

無駄な時間を過ごしてと

腐れ縁は気兼ねなく話せて

落ち着く

上に行くって今更なにを


抱え込んでいるものは一緒と

安い酒を飲んで安心する


右に行くと言う友達が

ここから一人減り二人減り


馴染んだ淀む川を見て

落ち着く自分を疑いもしない


抜けた一人が輝いた目をして

抜けてよかったと

オーラは眩しい


嫌な奴になったもんだ

ただ自慢したいだけの

嫌味な人間


抜けた二人目に合う

まだあそこにいるのか

そう言う人生もあると

颯爽と去っていった


腐れ縁の中で

人の暗さを語り

否定的な壁を作り

眠っている



このままでいいのか

上に行く者への愚痴をいい

見捨てたと言い放つ


ただ残されているだけ


ゆるく鈍く程よく温かい

放つ言葉は常に否定的


もしかしたら

ここから去った方がいい

心から肯定的で

作られていない

淀んでいない透き通る

水のある場所へ





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