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【美意識を高める】都内のオアシス!おすすめ美術館8選(東京編)

こんにちはtomoです!

画歴20年の現代アーティストで講師やデザイナーをしています。

このブログでは「アートリテラシーを高めて豊かな人生を目指す」「アート思考をビジネスに生かす」をテーマに情報発信をしています。

今回はアートリテラシーを高める王道の方法、美術館について紹介していきます。

美術館に日常的に行く人はあまりいないのではないでしょうか?

美術館は癒しスポット、都会のオアシスだと思ってみてください。

あまり身構えずに、森や湖などの自然に遊びに行くような感じで行くと気軽に楽しめるのではないかと思っています。

ところで日本にどれくらい美術館があると思いますか?

文部科学省の調査結果からざっと出すと文部科学省が3年おきに実施している『社会教育調査』(平成23年度)によると、美術館(美術博物館)は452施設、東京都だけで110施設もあるそうです。

さて110施設から、今日はどこに行こうかな?

決めるだけで1日終わる!!

案外そんなことになりがちなので、お気に入りの美術館を1〜3つほど決めておき、そこからリサーチすることをオススメします。

この記事ではおすすめの美術館を10施設紹介します。マニアックな美術館は別の記事で紹介しているので、こちらは王道編だと思って見てください。

常設展示(各美術館が持っているコレクションを展示している物)をオススメできる美術館を基準に選びましたので、何も調べなくても開館している日に行けばそれなりに楽しめます!

「常設展はもう行ったよ」という方は企画展をリサーチしてから行きましょう!

常設展もたまに入れ替えをしているので、ちょくちょく覗いてみると新しい作品との出会いがあったりします。

それでは紹介していきますね。

国立西洋美術館

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2016年7月世界遺産に認定
ル・コルビュジエ建築の美術館

いきなりなんですが、国立西洋美術館は、2020年10月19日(月)から2022年春(予定)にかけて、館内施設整備のため、全館を休館しています。

【全館休館期間】
2020(令和2)年10月19日(月)~2022(令和4)年春(予定)

国立西洋美術館は、フランス政府から寄贈返還された「松方コレクション」を保存・公開するための美術館として1959年に開館した美術館です。

常設展が超充実の日本が世界に誇れる美術館です!コレクションにはクロード・モネの「睡蓮」やオーギュスト・ロダンの「考える人」など、有名な作品が数多くあります。

まず建築が世界遺産!

企画展も充実していますし、近くに東京都美術館、上野の森美術館、国立東京博物館、国立科学博物館、東京藝術大学美術館などの施設もあるので、合わせてチェックしてみるといいですよ!

住所 〒110-0007東京都台東区上野公園7-7

開館時間 (火、水、木、日)9:30〜17:30、(金、土)9:30〜20:00

休日 月曜日、12/28~1/1

料金 500円

公式HP http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

国立近代美術館(MoMAT)

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国立近代美術館(MoMAT)
東京国立近代美術館の見どころ、ランチ、アクセス、料金、周辺情報、まるごとチェック!
東京国立近代美術館は、日本で最初の国立美術館として1952年に開館した美術館です。

横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む13,000点を超える国内最大級のコレクションを所蔵しており、明治から現代までの幅広いジャンルにわたる近現代美術作品を展示しています。

会期ごとに選りすぐりの約200点を展示する所蔵作品展「MOMATコレクション」では、日本美術の歴史を一気に見ることが出来ます。


渋いイメージがありますが、意外とモダンです!
建物も近づいてみるとスタイリッシュですし、ゴームリーの彫刻があったり、最新現代アートの企画展なども開催されていました。

美術館の周辺には皇居、北の丸公園、千鳥ヶ淵などの自然豊かな環境が広がっており、散策も楽しめます。

住所 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1

開館時間 (火、水、木、日)10:00〜17:00、(金、土)10:00〜20:00

休日 月曜日、展示替期間、年末年始

料金 500円

公式HP http://www.momat.go.jp/

国立新美術館

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六本木の人気アートスポット

国立新美術館は日本で5館目の国立美術館として2007年に開館した美術館です。

コレクションを持たず、国内最大級の14,000m2もの展示スペースを生かして多彩な展覧会の開催する一方で、美術に関する情報や資料の収集、公開など、日本が世界に誇る「アートセンター」としての役割を担っています。

全面ガラス張りの流線型が美しい建物が特徴的。この建物は、有名建築家・黒川紀章が設計しました。

Domani展とか5美大卒業制作展などの展示もここで行われていますね。2、3つの企画をやっていることも珍しくないので要チェックです!

レストランやカフェ、ミュージアムショップも充実しており、六本木のおすすめアートスポットです。

ミュージアムショップは日本最強クラス!

近所にブルーボトルコーヒーなんかもできて更におしゃれスポットになっています。

乃木坂駅から直通で行けるのも意外と知らない人多いのでは?(僕だけかな)

住所 〒106-8558東京都港区六本木7-22-2

開館時間 (月、水、木、日)10:00〜18:00、(金、土)10:00〜20:00(ただし7-9月は21:00)

休日 火曜日、年末年始(2018/12/25~2019/1/8)

料金 常設展示なし

公式HP http://www.nact.jp/

東京都現代美術館

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東京都立木場公園の北辺に、1995年(平成7年)3月に開館した。

現代美術の紹介と国際的な視野での企画の実現を目指しており、東京都美術館 (台東区上野公園)が収集してきた現代美術コレクションを中心に、日本の戦後美術を概観できる日本国内でも優れたコレクションを持っています。

常設・企画ともに話題性のある充実した美術館です!
東京都の主催の企画展示の会場にもなりますね、トーキョーワンダーウォールとかも有名ですね。

僕は現代美術が好きなのでよく行く美術館です。ミュージアムショップや図書室も充実してて、毎回時間が足りないな〜と思ってしまう美術館ですね。

無人島ギャラリーやブルーボトルコーヒー(また!)なんかもあって楽しいスポットです!

住所 〒135-0022東京都江東区三好四丁目1番1号

開館時間 (火、水、木、金、土、日)10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休日 月曜日、展示替期間、年末年始

料金 500円

公式HP https://www.mot-art-museum.jp/


森美術館(MAM)

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六本木ヒルズの最上階で最先端のアートを楽しむ!

森美術館は現代アートの美術館として、2003年、六本木ヒルズ森タワーの最上層に開館した美術館です。

「現代性」と「国際性」を理念にかかげ、世界の先鋭的なアートや建築、デザインなどをテーマにした企画展を発表しています。

内部施設の設計に携わったのは、アメリカをはじめヨーロッパやアジアで数多くの公共施設の設計を手掛けているデザイナー、リチャード・グラックマン。

52階にはミュージアムカフェや天空レストランがあり、「森アーツセンターギャラリー」というギャラリースペースも併設しています。

展覧会開催中は休館日なしで夜22時まで開館しているので(火曜は17時まで)、仕事帰りにもおすすめの美術館です。

面白い展示をよく企画してくださるので、よく行く美術館の1つです。ミュージアムショップも非常に充実しています。ギャラリーも併設しているので楽しめますね。

前はスカイビューデッキで美味しいジェラート屋さんがありました(今もあるのかな?)。

住所 〒106-6153東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F

開館時間 (月、水~日)10:00~22:00、(火)10:00~17:00

休日 ※会期中は無休

料金 1,800円(東京シティビューにも入館可)

公式HP https://www.mori.art.museum/jp/


東京都庭園美術館

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 東京都庭園美術館は、1983年の開館以来、33年に建設されたアール・デコ様式の旧朝香宮邸とその空間を活かした展覧会、そして緑豊かな庭園が調和したユニークな美術館として親しまれてきた。

近年、新館の改築、茶室や庭園の整備、レストランの新築などのすべての工事が完了し、2018年3月に総合開館した。

この美術館は外国に旅行に行ったような気分になれます。

宮殿のような建物で、建物に親和性のある企画展示が見られるところが東京都庭園美術館の魅力です!

住所 〒108-0071東京都港区白金台5-21-9

開館時間 10:00~18:00

休日 第2・第4水(祝日の場合は翌平日)

料金 1,800円(東京シティビューにも入館可)

アクセス JR目黒駅東口徒歩7分

公式HP https://www.teien-art-museum.ne.jp


チームラボ ボーダレス

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世界初デジタルアートミュージアム

エプソン チームラボ ボーダレスは、世界に類を見ないデジタルアートミュージアムとして2018年にオープンした美術館。

「さまよい、探索し、発見する、境界なくつながっていく1つの世界」をコンセプトに、10,000㎡という巨大空間に5つの世界が構成され、約50作品を展示しています。

海外でも個展を開催し、欧州最大のバーチャルリアリティ博覧会「Laval Virtual 2012」では「建築・芸術・文化賞」を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ているチームラボ。

展示エリアによってはヒールやサンダルがNGで、床が鏡になっている作品も多いため服装には注意が必要ですが、週末の入場チケットはすぐに売り切れてしまうほどの人気です。

住所 〒135-0064東京都江東区青海138 お台場パレットタウン

開館時間 (月~木、日)10:00~19:00、(金、土、祝前日)10:00~21:00

休日 第2・第4火曜日

料金 3,200円

公式HP http://borderless.teamlab.art/jp


東京都写真美術館

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出典:photohito
東京都写真美術館は、日本初の写真と映像専門の総合美術館として、1995年、恵比寿ガーデンプレイス内に総合開館。

3つの展示室では、国内外の著名作家の個展から、映像の祭典「恵比寿映像祭」まで、年間20本以上の展覧会を開催しています。

 1階ホールでは質の高い映画を上映。作品制作のワークショップや無料で閲覧できる専門図書室、カフェやショップなど、写真と映像を自由に、多彩に楽しむことができます。

指定管理者制度により、東京都歴史文化財団グループ(公益財団法人東京都歴史文化財団、鹿島建物総合管理株式会社、アサヒビール株式会社の共同事業体)が管理・運営している。

ちょっと難しいテーマを扱った展示が多いので人は選ぶかも知れません。

僕もそれほど多く尋ねたことはないのですが、杉本博司の展示など美術に寄った企画があった時には行きます。恵比寿は美味しいお店が多いので合わせて行くと幸せですねw

住所 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内

開館時間 10:00~18:00 ※木・金曜の夜間開館は休止いたします。

休日 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始および臨時休館

料金 700〜

公式HP https://topmuseum.jp/


美術館は自分と向き合える場所


作品を見にいく、勉強に行く、そんなイメージで美術館に行こうと思っている方は多いのではないでしょうか?

意外かも知れませんが、美術館は森とか泉とか自然に近い癒しスポットです。

人工的なパワースポットとも言えます。

そこで、非日常の素敵な体験をしてきてください。

できれば食事やその後の予定など含めて1日をコーディネイトできると特別な1日になります。

美術館に併設されたレストランは美味しいお店ばかりですよ。

それではまた!



ブログ始めました。現代アートについて書いています↓

https://tomo-artliteracy.com/

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