2020年 栄光学園中学校 算数

こんにちは。

人狼ゲームで人狼になるとつい顔に出てしまう、八重です。オンラインでできるゲームはたくさんあるので、友達と会えず寂しくてしょうがないという方は、勉強の休憩時間に遊んでみてはいかがでしょうか。


早速ですが、

昨日に引き続き 栄光学園中学校 2020年 算数 大問1(2)を解きました。

(3)はまた明日になります。すみません…。


問題

1からある数までのすべての整数の中から1つだけ取り除き、残った整数を考えます。例えば、1から7までの整数から3を取り除くと、1,2,4,5,6,7 が残ります。次の問いに答えなさい。
(1)1から100までの整数の中から1つだけ取り除きました。残った整数の平均は、554/11になりました。取り除いた整数を答えなさい。求め方も書きなさい。                           (2)1からある数までの整数の中から1つだけ取り除きました。残った整数の和は、600になりました。取り除いた整数を答えなさい。
(3)1からある数までの整数の中から1つだけ取り除きました。残った整数の平均は、440/13になりました。取り除いた整数を答えなさい。


解答
(2)1からある数までの整数の中から1つだけ取り除きました。残った整数の和は、600になりました。取り除いた整数を答えなさい。     

この問題では分かっている数が少ないので、まず目処をつけます。    整数を1からある数まで足し合わせた時、600に最も近い数を探します。
例えば、1から20までの和を求めます。先程と同じ求め方で求めると、 21 ✕ 10 =210 となり、まだかなり小さいです。                                 
では、1から30まではどうでしょう。

31 ✕ 15 = 465 だいぶ近づきました。

41 ✕ 20 = 820 ここで、600を超えました。       

よって、600に最も近い数はこの二つの間にあるとわかります。
30 と 40 の間を調べていくと、 1から35までを足した時、  36 ✕ 17 + 18 = 630 となります。
630 ー 600 = 30 であり、30は、1から35の間にある数なので、

求める整数は、30 となります。
 

このように、設問文で与えられた数字が少ない場合は、適当に目処をつけて解くと、解法の糸口が見つかったりします。

それでは、今日はこのへんで失礼します。お疲れさまでした。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。


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