【コピペで使えるプロンプト付】ChatGPTでのインタビュー要約の完全自動化

1はじめに

こんにちは、皆さん！今回は、インタビューの文字起こしや要約を効率化する方法についてお話ししたいと思います✨UXデザイナー、UXリサーチャーなど普段UXデザインに携わられている方はもちろん、出版業界で記者をされている方や、マーケティングリサーチを行われているマーケターの方にもご覧いただければと思います☺️また、今回のインタビュー要約方法は、このtweetを参考にさせていただきました！！

2.文字起こしサービスの活用

まずは、インタビューの文字起こしをする方法ですが、私はtl;dvというサービスをおすすめします❤️なぜなら、tl;dvはズームやGoogle Meetの録画に対応していて、文字起こしの性能も非常に優れているからです！！

こんな感じで、自動で録画と文字の書き起こしをしてくれます！！

3.効果的なプロンプトの書き方

次に、文字起こしの内容をChatGPTに貼り付けて要約をしてもらいます。ここで大切なのが、プロンプトの書き方です！！効果的なプロンプトを書くための3つのコツを紹介します✨

3.1 役割を記載する

プロンプトに自分の役割や立場を明確に記載することで、ChatGPTがより目的や状況アウトプットを生成します😊例えば、「あなたは一流のUXデザイナーです。インタビューの文字起こしをした内容をまとめて、クライアントに納品する予定です。」と記載することで、アウトプットの精度が向上します！！

3.2 要約ルールを説明する

ChatGPTに目的に応じたアウトプットの粒度を調整させるために、要約ルールを説明しましょう！！例えば、「左側に発言者（インタビュイー/インタビュアー）の記載、右側に発言内容の記載がある、表形式でアウトプットください。」や、「第三者視点ではなく、本人がそのまま話している形で文章を作成してください。」などの指示を出すことで、より適切な要約が得られます✨

3.3 一歩一歩考えさせる

ChatGPTに一歩ずつ考えさせるために、「以上の内容を元に一歩ずつ考えて、要約ルールに合わせたアウトプットをお願いします！」と記載することで、情報を順番に読み込んでくれるので、アウトプットの精度が上がります✨

4.実際のプロンプトとアウトプット例

ここで、実際のプロンプトとアウトプット例を見てみましょう^ ^以下のプロンプトを使って、インタビュー内容を要約してみます！！

あなたは一流のUXデザイナーです。
あなたはインタビューの文字起こしをした内容をまとめて、 クライアントに納品する予定です。
#要約ルール
・左側が発言者（インタビュイー/インタビュアー）の列、右側が発言内容の列になっている表形式でアウトプットください。
・第三者視点ではなく、本人がそのまま話している形で文章を作成してください。
・文章の余分な部分を削除して、一般公開できるレベルに整えて文章をまとめてください。
上記の内容を元に、一歩ずつ検討し、要約ルールに則ったアウトプットをお願いします！

すると、このようなアウトプットを作成してくれました！！
正直、手直しはほぼ必要なく要約を作成することができました！！

インタビュアー：実際、これからインタビューを始めさせていただくんですが、最初に〇〇さんのことをお伺いできればと思っています。
インタビュアー：まず、家族構成をお伺いできますか？
〇〇さん：はい、父が今年50歳、母が50歳で、僕に姉がいます。姉は30歳です。
インタビュアー：じゃあ、一番末っ子ですか？
〇〇さん：はいそうです！
〜〜〜

この要約データを元にどう判断していくのかという部分については、まだChatGPTでの自動化に取り組めていないので、ぜひ今後取り組んでいきたいと思います✨

6.まとめ

今回は、ChatGPTを使ってユーザーインタビューの要約を効率化する方法について解説しました！！文字起こしサービスの活用から、効果的なプロンプトの書き方のコツ、実際のプロンプトとアウトプット例、そして記事の形式とトーンまで、総合的な情報をご提供できたのではと思います^ ^これらのテクニックを活用して、インタビュー要約の作業を効率化を目指していきましょう✨他にも、ChatGPTを活かしたUXデザインに興味のある方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください^ ^