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非言語的コミュニケーション

久しぶりに更新します。

今年は年始から新型コロナウィルスと言う中国由来の疫病が世界中に蔓延し、沢山の方々がお亡くなりになりました。

お亡くなりになった方に対して謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
また、医療現場で最前線で業務を全うしていただいている医療従事者の皆様本当にありがとうございます。

介護現場においても、高齢者や慢性疾患をお持ちの方は致死率が高くなるため、神経をすり減らして現場で業務に従事していると思います。

1年前は1年後にこんな世界になるなんて誰が想像したでしょうか?

私自身、今年は出雲大社参拝や京都旅行などを計画していましたがすべて中止です。

また、街を歩けば当たり前のように通り過ぎる人々がマスクをしている異様な光景。

まるでドラマや映画の世界のようです。
私がそう感じたのは今回で2度目です。

1回目は東日本大震災で被災をした時に、その時住んでいた家のすぐ側まで津波が押し寄せて、車が押し流され、店の物は散乱し、昔の配給のように人々が列を成して並ぶ…

これが1回目でした。

今までは、大人数で友人や仕事上の仲間達、職場の同僚達と気軽に集まり、食べたり飲んだり、めいっぱい笑ったり出来ていました。

しかし、今では集団感染のリスクが高まるため、そのような事は難しくなっています。

改めて今までの生活がどんなに幸せであるかを知ることができました。

前置きが長くなってしまいましたが、今日のテーマでもある非言語的コミニケーションについて話をします。

コミニュケーションの種類には以下の3つがあると言われています。

・言語的コミュニケーション
  言葉、筆談、手話など

・非言語的コミュニケーション
  仕草、表情、ジェスチャー、服装など

・準言語的コミュニケーション
  言葉の強弱、抑揚など

コミニュケーションは一方的なものではなく相手に情報伝達するための方法です。

つまり「伝えた」ではなく「伝わったか」です。

よく介護現場であるのが、

「仕事を◯◯お願いします」

と言う依頼をチームの仲間にするのですが、それが遂行されていない場合があります。

それは相手が、自分が伝えた方法で理解をしていないと言うことも要因の1つとして挙げられます。

(もちろん相手に伝える方法は、図解を用いたり、記述をしたり様々な方法があると思います。)

ここで最初の話に戻ります。

新型コロナウィルス感染予防対策として、マスクを着用して介護現場に入るようになってから、入居されている方々とのコミュニケーションが難しくなったと思っています。

私が所属する施設はグループホームです。
入居されている方は、全員認知症を抱えた方です。

私は普段会話をする時に、言語的コミュニケーションで会話をすることが多いのですが、認知症の状態になると言葉の理解が難しくなったりします。

そこでグループホームで入居者と関わり合いを持つ時は非言語的コミュニケーションを多用しています。

しかし、マスクを着用してしまうと、表情がわからないためか、今まで私を何となくでも認識していた入居者も近づくと怯えたり、怒り始める方もいらっしゃいます。

そこで濃厚接触にならないように、一瞬マスクを外して声をかけると途端に笑顔になります。

この時にいつも思うのは、早くマスクをしないでお互いの表情が見える環境で関わりたいと感じます。

新型コロナウィルスはなくなりません。
これから他のウィルスと同様に共存をしていかなくてはいけないのだと思います。

世界ではワクチンの開発で研究者の方々がご尽力をされていることと思います。

心のままに言わせていただくと…

元の生活に早く戻りたい。


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