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コロナの影響で食べ物がなくなるミンドロ島への食糧支援のご報告

以前マニラがロックダウンされたコロナ危機直後に行ったファンドレイジングについてのご報告です。

協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。


※こちらはフェイスブックとインスタの投稿をそのまま転載しています。


人の痛みも自分の痛みに。
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コロナウイルスでだんだんと悶々としてきている頃かと思いますが、久しぶりに投稿します。
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自分が大学生のまだダンスばかりしている頃は、将来のイメージは正直あんまりなく、海外を駆け巡るような仕事をしたいなとか漠然と思っていましたが、まさか会社員をしながら外国人のパートナーと一緒にビジネスを持つようになるとは思いませんでした。
大学時代のダンス経験のおかげで、踊れと言われたらある程度踊れるスキルが身に付いたのは、それはそれでよかったです。笑

何故だろうか考えましたが、原点は小学校の時に感じた「なんで僕は毎回おばあちゃんに新しい服を買ってもらえるのに、アフリカの子どもたちは服がないのだろう」という気持ちです。
今考えてみても、なんで当時そう思っていたのか分かりませんが、僕は日本のミドルクラス層で育ちつつも、なぜか裕福になることへの抵抗感をずっと感じていて、服なんて2パターンあれば生活できるのにとずっと思っていました。
そんなところが今の自身の働き方の所以かと思います。
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僕が今パートナーと会社員として働く時間以外の時間でもっぱら取り組んでいるのはKamila's 4am Artの活動です。
僕たちは、Kamila is Art and change. という言葉を掲げています。
これは、アートを通して社会にプラスをもたらしていくという僕らの決意であり、向かうべき方向です。
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コロナの影響で世界に大きな影響が出ているなか、もちろん発展途上国のフィリピンでも被害は低所得層に大きく出ており、マスクを買えない所得層の人が、警察に暴行されているような状況です。残念ながら途上国ではそういったことが普通におきます。
その映像を見て、涙が枯れるまで朝からキッチンの床で泣いてしまうというのが、僕のプライベートのパートナーであり、ビジネスパートナーであるミミです。そんな心を持つ彼女なので、一緒にビジネスをしているのだと思います。

そして、僕たちもこの状況で何ができないかを考え、ミミのお父さんが小学校の校長先生を村でしていることもあり、そこに通う生徒たちに食料を配給することにしました。
理由は単純に、コロナで町が封鎖されると村から出稼ぎに出ている人たちも都会での仕事がなくなり、貯金などもない家庭がほとんどなので食べるものがなくなるからです。
無事、想定していたよりもたくさんの寄付を集めることができました。
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改めて感じたことはビジネスを進めていくことで、信頼が積み重なること、そして信頼が積み重なることでビジネスもうまく進むこと。
今回の寄付の呼びかけもほとんどはKamilaを通じたお客様やサポーターの方たち。Kamilaがあったからこそ、実現できたことだと思います。
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人は与えることで幸福になれると信じています。
そしてこれからの時代は、個で頑張るのではなく、一緒になってコミュニティとして何かを実現していくことになると思います。
一緒に頑張りましょう。
【2020年4月Mindoro島ファンドレイジング報告】
提供食数 233世帯
支援学校 1
協力者数 100名


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