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カイロ旅行に行ってきたYO!

2023年10月 カイロ旅行に行ってきたYO! #1

20231006 1日目

一か月ほど前にカイロに旅行に行った。これはイギリスからカイロに旅行する話。会社の同僚男4人旅。40代、30代の4人組。今回旅行するにあたり、下調べするにあたり、noteにはいろいろお世話になった。ありがとうの恩返しの意味で私の経験も書いてみようと思い立った。
最後まで書けるのか不明だが、とりあえず書き始めてみよう。

朝5:30に近所のTesco集合。同僚のクルマでヒースローまで2時間ちょっと。Heathrow Terminal5にて無事チェックインして、地ビール飲んで、フライト待ち。10:20くらいにフライト。窓際の席。機内食でサンドイッチとビール。寝る。あっという間の5時間フライト。カイロ空港は発展途上国の空港って感じがした。どこのヨーロッパの都市とも違う雰囲気。そらそうか。ここはアフリカ大陸である。気温は30度だけど、そこまで暑く感じないのは湿気が少ないせいか。空港のカウンターでSIMを5ポンド/人で買った。ヨーロッパのSIMでのローミングはエジプトだとかなりの割高追加料金が請求されてしまう。予約していたUberタクシーを無事見つけて、ホテルまで移動。そこではいきなりのカルチャーショックを受ける。まずは運転が荒い。物凄く荒い。車線が関係ないし、クラクション鳴りっぱなしだし。窓の外の車はだいたいおんぼろだし。バイクはみんなノーヘルだし。野良犬や野良猫がそこらじゅうにいるし。交通量の激しい道脇にただただ座っている老人が多いし。あっけにとられた1時間。不安と不安とが交錯した。不安しかない。タクシーの運転手にチップを50EGP渡したらこんだけか?て感じでふざけんなという笑み。じゃあということで100EGP渡した。チップ文化はくそである。相場がよく分からない。ホテルに到着時にはもう真っ暗。初めての街で出歩くのは普段であれば警戒するが、そこは男4人旅のいいところで夜暗くても出歩けてしまう。夕飯は近くの綺麗な観光客向けのレストランでエジプト料理。鳩肉を食べる。ケバブを食べる。長細い米を食べる。味付けは美味しい。トルコ料理っぽい香辛料だった。肉と米は美味しい。ミルフィーユのカスタード漬けのようなデザートも食べる。しかし生野菜は避ける。フルーツも氷も避ける。「エジプト下痢」、通称「エジ下痢」を思いっきり警戒していたためだ。ペットボトルの水でさえ、躊躇していた。結論、旅行中はなんとか「エジ下痢」を経験することなく岐路につけた。帰りのフライトその日から4人中2人が発症することになったが。また別で書こう。
店員さんは気さくで、友好的だった。食後にはレストランの2階に上がって、水タバコを楽しむ。初めてのシーシャ。最後にたばこを吸ったのは15年前くらいか。タバコの煙たさを少し軽減させた感じ。フレーバーを選択することができ、私はレッドブルにしたが、たばことレッドブル、両方の味がした。当たり前か。周りのお客さんはサッカーを見ながらシーシャを吸っていた。女性客も多かった。カフェでコーヒーを飲む感覚でシーシャを吸っている感じ。
ここまでお酒に出会っていない。そう、イスラム教国でお酒の提供がごくごく限られていた。もちろん下調べはしてあり、どこで飲めるのかは見当がついていたが、酒が無いのは寂しかった。
結局レストランを出たのは22時を過ぎていたと思うが、クルマや人通りはとても多く、良くいうと街に活気に溢れていた。
ホテルまでの帰り道に子供が「マネー!マネー!」と服を引っ張ってしつこくまとわりついてきた。嫌だった。時間にすると10分程度か、男4人に子供が2人、ずっとまとわりついてきて、「マネー!マネー!」と連呼され続けた。クルマの喧騒と野良犬と砂埃の舞う街カイロである。我々も下調べしてきたし、それくらいのことは覚悟してきた。一切の同情はなかった。完全に無視である。
あとは風呂に入って、就寝。12時くらいか。あっという間に初日が終わった。 いつもの旅行とはわけが違う。なんせ男4人なんだから。

20231007 2日目

2日目は朝早くからガイドに案内してもらう。なんと贅沢に日本語を喋ることができるガイドさんを日本の旅行代理店H.I.S.経由でオーダーしてあった。
1日ツアーで7万円を超える金額はかなりであった。今にして思うと7万円って思うけど、行く前はテンションが上がってるため、勢いもあったのだろう。結果的にはオーダーして良かったと思えた内容だった。そのガイドさんはエジプト人「なっちゃん」。かわいい名前である。エジプト人で、カイロ大学で日本語専攻したって言ってた気がする。最初はクフ王のピラミッドから。クルマの中から見えたピラミッドのでかさは俄然テンションが上がった。なんじゃこのでかさは!でっか!としか言い表せない。想像を超えるでかさに絶句である。そして、クルマの運転は荒い。とにかく荒い。クフ王のピラミッドからその息子?、その系統のなんとか王のピラミッド、一度に3つのピラミッドが見えた。女系のピラミッドは少し崩れてた。快晴の中、巨大なピラミッドを目の前にして、ただただ感激だった。なっちゃんがひとつひとつ丁寧にガイドしてくれて、ありがたみが増した。ピラミッドを近くまで行って見て、少し移動し、遠くからも眺めて、スフィンクスの近くまで行って見た。スフィンクスの鼻が欠けているのはイスラム教は当時、偶像崇拝禁止なため敬虔な信者が鼻を削っただって。あと、スフィンクスの目線の先にあるKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)の前で写真を撮った。その後、エジプトの古代の紙パピルスの製造方法から絵のお店に寄って、パピルスの絵を解説してもらい、お土産を購入を促されてた。おなかがすいていたので、少しランチタイムを早めてもらう。ランチに行ったレストランが美味しかった。バイキング形式で、ここでも生野菜、生水は摂取しないように注意した。クラムチャウダーが美味しかった。ピラフのようなライスも美味しかった。ランチ後、エジプト考古学博物館に移動。ここでもなっちゃんが存分に解説してくれる。分かりやすい解説だった。でも結構、古代エジプトの知識もお腹いっぱいになっていた。ツタンカーメンのマスクがめっちゃ黄金だった。マスクだけじゃなく、棺やなんやかんやが黄金だった。ミイラにする際に内臓系をいれておくツボみたいなやつが想像したら気持ち悪かった。
古代エジプト文明おそろしや。
夕方5時くらいに部屋に戻り、休憩。シャワー浴びる。ホテル近くのフランス菓子屋さんでマンゴーケーキ買って、ホテルのロビーで食べる。ビールとともに。19時前にカイロタワーに移動して、クルーズに行く。この日は本当に盛沢山だった。ナイル川クルーズといいつつ、夜遅いのであまり見えない。夜景もそんなにきれいでもない。ナイトクルーズ、ベリーダンスも謎のダンスもあんまりだったけど、見れて良かった。お腹もいっぱいになった。23時過ぎに就寝。

20231008 3日目

この日は朝からUberで移動、大渋滞。シタデルでモスク観光。お腹空いて、コシャリ専門店Abou Tarekに行った。めっちゃ美味しい。トマトベースで豆とパスタと米?を混ぜる。お酢と辛い調味料がまた良かった。このあとアブディーン宮殿に移動。金銀財宝。で、バザールのイルハリーリに行って、お土産をゲット。隣のアズハルモスクをチラッと見て、スタバに行く。マグカップ探し。無かった。あと、酒屋に行って、ビール買ってホテルの部屋で飲む。アルコール度数20%のチューハイで潰れる。夕飯のレストランにUberで移動。ご飯は何食べても美味しかった。ワインも美味しかった。
また酒屋に寄って、酒を追加して、ホテルの部屋で飲む。

20231009 4日目

朝チェックアウト。
荷物整理して、ホテルに預けて、階段ピラミッドまでUberで移動。砂漠を歩いて、ピラミッドまで移動。15分くらい。ピラミッドの内部まで入ることができた。午前中はピラミッドを見て、終了。ホテルに寄って、荷物をピックアップ。ランチを「Flying Fish」で食べる。ここがめっちゃ美味しかった。シーフードを使ったスープやパスタとかピラフ。相変わらず値段もすごく安い。酒の提供が無いのがさみしい。その後、大きいショッピングモールに移動。お土産を少し購入して、カイロ空港に移動。18時過ぎにフライト。5時間のフライトで、22時過ぎにヒースロー到着。1時近くに帰宅。

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