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身体をつくる 気・血・水

こんにちは!HARRI CAREのミユキです。
今回は東洋医学の考え方についてお話させて頂こうと思います。

あまり馴染みが無いかもしれませんが、日本の東洋医学では『気・血・水』によって身体が構成されている。と考えられています。

・気とは
光や空気、食物など、生命を営むためのエネルギー。天と地から与えれれるものを合わせて、人間の身体をつくっている。

・血とは
西洋医学の血とは意味が異なり、エネルギーである気が静止し、物質となった状態を呼ぶ。栄養を循環し運搬する働きを持つ。

・水とは
身体にある血以外の体液(分泌液、組織液など)を指す。体外に出る場合は、汗や涙となる。

この3つのどれか、または複数が正常でなくなると病気が発現すると考えられています。

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代表的な異常の種類とその症状をいくつかご紹介しますね。

代表的な気の異常と症状

気虚(ききょ)
気(エネルギー)が不足して身体の機能が低下している状態
だるい、疲れやすい、食欲や気力が出ないなどの症状があります。

気滞(きたい)
気が滞ったり、気がふさがったりして身体の中に停滞した状態
頭が痛い、喉・胸がつっかえる、落ち込むなどの症状があります。

気逆(気逆)
身体をめぐっている気が逆流して上がってくる状態
げっぷ、イライラ感、のぼせなどの症状があります。

血の異常と症状

血虚(けっきょ)
血が不足して、身体に栄養が行き届いていない状態
めまい、眼精疲労、皮膚の乾燥、貧血や脱毛などの症状があります。

瘀血(おけつ)
血が正常に流れず、身体の一部で滞っている状態
月経異常、冷え、痣ができやすい、口が乾くなどの症状があります。

水の異常と症状

水毒(すいどく)・水滞(すいたい)
水分代謝がうまくいなかなかったり、身体の一部に滞る状態
冷えやむくみ、立ちくらみ、耳鳴りなどの症状があります。

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当てはまるものはあったでしょうか。
意外に自分の症状に気づかないこともあるので、周りの人に聞いてみることもいいかもしれませんね。

症状が辛かったり、長期に続いている場合は漢方や鍼灸治療も検討してみてください。近代医学では病気と捉えていない不調の治療ができるかもしれません。

今回もお読み頂きありがとうございます!

HARRI CARE http://harricare.com 
江東区の女性向け美容鍼灸サロン 皆さんの体と心のお悩みに向き合います。 各種SNS・Webサイト https://bit.ly/3pnhs2Z

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