すべてのスタッフを研修と1on1だけでなんとかできると考えるのはやめませんか?

パレートの法則ではないけど、課題を抱えているチームの悩みの90%は5%のスタッフによって引き起こされていると思っている。

知らんけど(´・ω・`)

その5%への介入の方法論として、色々なマネジャーから相談を受ける。

曰く
『どう言えば、わかってもらえますか?』
『どういう研修をすればいいですか?』などだ。

部門の運営がレストランに例えるのならば、スタッフのクオリティ向上だけで繁盛店を作れといっているようなものだ。
それは、不可能ではないけど、まあ非効率だよね。

戦略・戦術・戦法でぼくは階層をわけて考えるけど、全体としての介入を考えるのが部門のクオリティ向上としては効率的だ。

これは、全部完璧にやれということではない。少しずつ色々なところで手を付けれるものからやっていけば、複利的に効果が見込めるものだと考えている。

さて、先に結論をつたえると
どうやって言えばわかって貰えますか?
→1:1で真剣な表情でゆっくりとはっきりとした言葉で3分以内に伝えて無理なら今は無理

どういった研修ならスタッフが変わりますか?
→研修は準備が整っている人間に対してのみ有効な施策(幸運とは準備と機会が合わさった状態のことである)

ということになる。結局、こういった施策というのは普通の人がよりよくなるための施策なのだ。

で、ぼくの考える普通でない人というのは、日本という社会において、能力をさすことはあまりない。

重要なのは態度だ。いいか?態度が悪くても能力があれば認められると思っているぼやっきーどもよく聞け(´・ω・`)

日本という社会はそう考えているお前たちの居場所を上手に上手に隅に追いやる社会だぞ(´・ω・`)
ワイがそうだった。そうは見えないかもしれないけど、もっと早くこのことに気が付いていたらと後悔しかない。

態度が悪くても能力があれば、結果を出せばと考えていたが、結局のところそれは、正しいことをいって何が悪いと叫んでいる、めんどくさいおっさんと同レベルの話だ。

まあ、行っていることは、正しいかもしれんけど、伝え方は間違っているよねというものだ。

態度はその伝え方にあたる。

で、態度がよければ能力に関係なく普通の人間なのだ。

もちろん、たくさんの異論があると思うし、お前は間違っているという人もいると思う。大丈夫、ぼくが採用しているぼくの仮説だから、あなたはあなたの仮説を採用して人生を生きてくれとしか言えない。

さて、では、この普通から外れた人材に関してマネジャーができることは限られている。

指導・命令と評価だけだ。

こういう風にしなさいと指導・命令をマイクロマネジメントを実行し、でた結果に対して(成果ではなく結果、ぼくが結果というときには、色々な意味を含んでおります)評価をするだけだ。

それが変わるのかどうかは、本人が決めることなのだろう。

この5%のスタッフに傷つけられるマネジャーをたくさん見てきて。

なんだ、スタッフはマネジャーを神とでも思っているのか?と思うくらい、管理職に対して医療・介護の世界は、スタッフの目線が厳しいというのか、マネジャーに明確な権限がないところが多い。

まあ、しょうがないのかもしれない。じゃあ、ほか行きますわと言われるだけだからだ。

だから、全体として、採用・配置・研修・評価のサイクルに少しずつでも関わらないと本当に現場のマネジャーが大変なのだ。
繰り返し主張するけど、採用が最上流である。

人が来ないと言っている組織もあるが、そうなれば、今後の医療・介護の世界ではジリ貧の未来が待っているだけだ。ありとあらゆるリソースを使わなければ、未来はない(´・ω・`)

これ書いてて思い出したのは、今日9/10のyoutubeのリハノメチャンネルで、マイナビの酒井部長と対談をする。

今回はとても珍しい企画で、組織は紹介会社をどう使えばいいのか?という内容になる。https://www.youtube.com/watch?v=MB15u1EVqPg

いつもは求職者がどうつかうのか?という話だが、今回は別の切り口だ。

お楽しみに(´・ω・`)


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