モチベーションが低く・能力も低いチームで結果を出さなきゃいけないから、管理職って大変だよね(´・ω・`)

チーム論は苦手だ(´・ω・`)僕の中で組織論とチーム論をわけて考えている。管理と経営の違いのようなものだ。

ヒト・モノ・カネ・情報の分配を考えるのが経営であり、そのための仕組み作りはまあまあやってきたと思う。

ただ、いつまでたっても管理という業務は向いていない。

不機嫌な人、すぐに休む人、業務命令に従わない人、業務時間内に全く仕事をしていない人、他のスタッフの悪口ばかり言う人、嘘をばらまく人、会社のお金を盗む人、もう辞めるといって次の日から来ない人等々

一通り経験したと思う。率直言って、リーダーとしてのぼくのクオリティが低く、組織も未熟であり、まあ、どっちもどっちといったところだ。

彼らだけに責任があるわけでもない。採用・研修・評価・研修のサイクルが全くなかったためだ。

まあ、毎日みんな不機嫌で、怒鳴り合いの喧嘩がよくあり、こんか会社にいたら病気になると捨て台詞を吐くスタッフをまとめ上げて結果をださなければならない状況ではあった。

まあ、そうしないと会社がつぶれるからね。

まず、最初に手をつけたのは、就業規則の徹底である。まあ、これは専務が中心となり、労働基準法に沿った内容とコンプライアンスの徹底に3年ほど注力した。

その間も、色々なほんとうに色々なトラブルがあり、現在に至るけど、スタッフの働き方に関しては、安心してみていられる。

もしも、怒鳴りのケンカが社内で起きたら、厳重注意が下されるし、職場の秩序を乱す行為に関してきっちりと対応するだけである。

そのような、みなのモチベーションが低く、能力も低いチームでは、なにより規律を厳格にすることが必要だと学んだ。

就業規則による規律の徹底に次いで、手を付けたのは、採用である。

会社の文化にマッチしない人を雇用することは罪なのだ。採用とは、いい悪いではなく、組織の文化に合うかどうかを見極めることだからである。

そこに人事の責任者を配置した。

そして、昨今では、やっと人事評価と報酬の改定を行った。

長い時間がかかったが、組織としてある程度の体裁は整ったと思う。

人事のすべての問題を研修だけで解決することはできない。研修事業を行っているのだが、だからこそその限界がよくわかる。

研修を活かせる組織にするには、規律ある企業文化が根底に必要なのだ。

断っておくが、それぞれ課題は山積している。採用はミスマッチがあるし、人事評価は不満がある人がもちろんいるし、等級制は既存からの移行で混乱もたくさん見られた。

だが、だが、しかしである。

入口には、立っているのだ。あとは、進むだけだ。それを洗練化というのか、進化というのかはどうでもいい。よりよいものを目指すだけであり。

今、チームの管理で困っている管理職に言いたいけど、チームの規律は守られている?っていうか、そもそも規範となる規律をもっているのかどうかを確認して欲しい。

規律のない、規範のないチームとは、自由ではなくただの無秩序なだけです。

最後に、モチベーションが低く、能力も低いチームというのは、劣っているチームではなく、それが普通のチームです。

だから、結果が出せないのは、管理職の責任です(´・ω・`)

繰り返します、それが普通です。色々な意味でね。

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