部屋を片づけられなかった私が長年生活していた汚部屋と決着をつけられた話

みなさんは片づけは得意ですか?それとも苦手ですか?
私は、片づけがとても苦手でした。
学習机の上はモノであふれ勉強はできない状態。
自分の部屋を貰った時は「絶対キレイな部屋を維持する!」と意気込んでいたもののすぐに汚部屋に。
基本的に自分の部屋では飲食はしないので食べ物のゴミこそなかったものの、至る所に色んなものを収納し、更に収まり切れなかったマンガやグッズをBOXに収納し、そのBOXで床は半分近く埋まっている状態でした。
普段は掃除もあまりせず、年末や友人が泊まりにくるとなったときに嫌々片づけ・掃除をして、なんとかスペースを確保しているという状態でした。本当にひどい話です。






そんな片づける→すぐ汚くなる を繰り返し長い間汚部屋で生活をしていた私ですが、
ある日、ふとこんな考えが浮かびました。
「もし今事故に遭って死んだら、きっと私は成仏できない。」と。
この部屋には自分が描いたものや戦利品もある。そんなオタク特有の過去の黒歴史を見られたら死んでも死にきれないなと思ったわけです。
本当によく分からない理由です。なぜこんな物騒なことを思ったんだろう…。
しかしこれをきっかけに、私は長年片付けられなかった部屋を片付けることができたのです。
身辺整理とはまさにこのことですね(笑)




片づけをする際に意識したこと

おそらく、片づけの方法は色んなところで紹介されていると思うので具体的なことは省略しますが、その中で私は以下の3つの点を意識して片づけを行いました。


①収納できるアイテムを減らす

小物とか、本とか収納しているBOX。
とても便利なのですが、おそらくBOXに収納するということはその中身は毎日見ていないんですよね。
BOX自体を減らすことで、本当に取っておきたいもの厳選することができるのです。
あとは、とりあえずココに・・・ということが出来なくなるので、その場で片づける状況を作ることができます。


②売れるかも・・・と思っているものは捨てる

売るって今では簡単にできるものの、結構面倒だったりします。
売れるかも=手放してもいいものなので、めんどくさがりで取っておいてしまうくらいなら捨ててしまった方が早いです。


③今のお気に入りを優先させる

昔ハマっていて集めたグッズ、なんとなく捨てられないって方も多いと思います。
本当に取っておきたいものなら無理に捨てる必要はありません。
でも、”今自分が大好きなもの”に囲まれて暮らすってとても充実したものになります。
それにモノを捨てることは、思い出を捨てることではないと思います。
私は、(当時の私を)楽しませてくれてありがとう!という気持ちで集めていたグッズを処分しました。
グッズがなくても、時々その当時を思い出して懐かしむことができるので充分だなという感じでした。




とにかくモノが多くあふれかえっていたので、私の部屋の片づけはひたすら捨てる作業の繰り返しでした。
 途中で飽きたり疲れてて作業が滞ることも。
それでも少しずつ進めて、最終的にかなりの時間を要しましたが、ついに部屋を片づけることができました。
今は、またお気に入りのものを集めたりしたので少しモノは増えましたが、理想の「大好きなものに囲まれた部屋」が完成しつつあるのでとても満足しています。




部屋を片づけて変わったこと


①掃除や片づけが楽になり、キレイな状態を保てるようになった。

サッとできるので以前より掃除しようと思うようになりましたね。

②モノを買う頻度が減った。

本当に処分が大変でした。なので、もうこんな大変な思いはしたくないと考えていたら必然的に衝動買いが減りました。
ある種、節約にも繋がっています(笑)

③買ったものがすべてお気に入りとなった。

本当に必要なもの、欲しい物を買うようになったので、買ったものにハズレがなかったです。




片づけのできなかった人がここまでやるのはとても大変でした。
でも、ここまでやって本当に良かったです。
なぜなら、捨てたもので後悔したものがないから。
なぜなら、片づけた後の生活がよっぽど充実しているから。

自分の幸せは自分で作れる。
この記事を読んで、ちょっとでも片付けてみようかなって思えていただけたら幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?