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2022年12月の記事一覧

2月9日単行本発売!!

2月9日単行本発売!!

noteにも載せております漫画が来年2月ついに単行本として発売されます!
えらいこっちゃです!
投稿しているものからさらに修正しますので、読み応えあると思います。
今日からAmazonから予約が始まってます!電子書籍でも購入可能ですので、是非お買い求め下さい!
装丁が、カッコよくて痺れます。

タイトル:『死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない』
発売日:2023年2月9日※電子書籍も同時発売
予約

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色彩好きの買って良かった!2022 -書籍編-

色彩好きの買って良かった!2022 -書籍編-

こんばんは。カラリスト、グラフィックデザイナーの藤田です。
今年買って良かったもの第2弾は、書籍類。

世界のふしぎな色の名前こちらは以前記事を書きましたので、詳細はそちらで。
本当に色の名前か?というような、面白い色名がたくさん収録されています。

カラーバイブル 世界のアート&デザインに学ぶ色彩の歴史と実例100今年の頭に出た本で、色相ごとに特徴のある色が紹介されています。
元は海外の本なので

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出版社の方と話をした

出版社の方と話をした

激賞していただいた公募小説がある。
本音を聞いた。

「ふたつだけ、お伝えします」

「ストーリーになっていないところが致命的です」

こちらは、なんとかなる。

もう一つ、解決策がない。

「村上春樹、お読みになりますか?」

「はい、尊敬している先生が好きですので」

「彼の小説、まったく合わない人もいるんです」

「・・・・・」

「そういうことなんです」

万人に理解され、好かれ読まれるよ

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ピアスの白い糸―日本の現代伝説

ピアスの白い糸―日本の現代伝説

ピアスの白い糸―日本の現代伝説

 副題に、『日本の現代伝説』とありますね。現代伝説=都市伝説と考えて、ほぼ、間違いはありません。
 つまり、これは、都市伝説の本です。日本の都市伝説を、たくさん集めています。

 この本が刊行されたのは、一九九四年です。二〇一一年現在では、古びたと感じられる話もあります。
 そのかわり、誰でも、一つや二つ、聞いたことがある話があるでしょう。
 「これ、聞い

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論文を寄稿した本が出ます

論文を寄稿した本が出ます

こんにちは。今回は宣伝記事です。

私が論文を寄稿した書籍が出版されました。
12/5に笠間書院様より発行予定の『神話研究の最先端』になります。

私は『「ケルト」神話と「ケルト神話」――「ケルト神話」という語の妥当性について』というタイトルで、「島のケルト」問題と「ケルト神話」という語の使用について論じました。
私なんかよりもすごい先生方がたくさん書かれていますので、ぜひご購入ください。

2022年読んだ本6選 キング多めになりました

2022年読んだ本6選 キング多めになりました

2022年に読んだ本で面白かった本を6冊選びました。全部で何冊読んだか記録をとってないのですが、ぱっと思いついた本を書いていきます。全部小説です。

スティーヴン キング『ur』

ポー『ヴァルデマー氏の病状の真相』

ジャック ロンドン『火を熾す』

ディーリア オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』

スティーヴン キング『ニードフルシングス』

スティーヴン キング『デスペレーション』

スティ

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SF小説を彩るイラストたちの記憶

SF小説を彩るイラストたちの記憶

 ちょっとマニアックなSF関係の記事です。

 私は子どもの頃からSFが大好きで、50代をとうに超えた今もSF小説をよく読むんです。

 思い起こせば、ハヤカワ文庫の青背など、SF小説を買い始めたのは小学生の頃なんですが、その頃の自分にとって、文字ばかりの本から、いろんなSF世界をイメージするのは難易度が高かったのです。

 そんな時、頼りになるといえば

本のカバーに描かれているイラストや、途中

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貸し本棚における「文字打ち」機能の実装

貸し本棚における「文字打ち」機能の実装

こんにちは、貸し本棚開発者の加藤憲保です。魔人加藤ではありません。サイコパワーでスパゲッティコードを書きます。
貸し本棚にはいくつかの奇妙な機能がありますが、その中でも使用頻度の高い「文字打ち」機能というものがあります。ノベルゲームのように本文を一文字ずつ打ち出す機能で、その実装の概要を書きたいと思います。

貸し本棚とは貸し本棚は小説投稿サイトの体を成した、小説保管サービスです。宣伝、コミュニテ

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電子書籍では楽しめない、本の装丁

電子書籍では楽しめない、本の装丁

Amazonに注文をしていた本が届きました。
ネット広告を見て、面白そうだと思ってポチった本です。
新刊本については、最近はこのような購入の仕方が多くなっています。
買った本は、『Chatter 頭の中のひとりごとをコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』という長いタイトルの本です。

いつものようにワクワクしながら梱包材を開けて、本の表紙を見た時に、「おっ、なんかカッコいいな」というの

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《書きたい人へ》 完成しました  『小説の書き方』『小説家になる』『小説家の七つ道具』

《書きたい人へ》 完成しました  『小説の書き方』『小説家になる』『小説家の七つ道具』

11月からnoteを始めて、2ヶ月弱で65本の記事を書きました。
全体ビューが21,654。「スキ」が1,337。(12/25時点)

これがどのくらいの数字なのか分かりませんが、多くの人に読んでいただけたと感じています。ほぼ毎日、掲載していたので大変でしたが、とても嬉しいです。

3つのマガジンにまとめました『小説の書き方』、『小説家になる』、『小説家の七つ道具』
《書きたい人へ》というタイトル

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2022年138冊読了の中から、わたしが選ぶベスト9冊。

2022年138冊読了の中から、わたしが選ぶベスト9冊。

読書にまつわる武衛(親しい人=友達)のみなさん、こんにちは。

今年、映像では、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にて、家族愛に泣き笑いでスタートし、「エルピス」で希望を見つけ終わることができました。

「鎌倉殿の13人」しかり「エルピス」しかり...。
この世に本当に正しいことなんてないから代わりに夢をみよう...と描かれていたのかな。

正しさだけが世の中ではない。
それにどう向き合うのか?

「飲

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古東哲明『沈黙を生きる哲学』

古東哲明『沈黙を生きる哲学』

☆mediopos2961  2022.12.26

「沈黙」について考えるようになったのは
高校生のとき図書館で見つけた
M・ピカート『沈黙の世界』だった

それ以来おりにふれずっと
「沈黙」について考えてきた

その「沈黙」についての深みに迫る一冊

著者の古東哲明には
『〈在る〉ことの不思議』という懐かしい著書があるが
「沈黙」こそが「存在神秘」に気づくために必要であり
そこから「〈在る〉

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はじめてのnote

はじめてのnote

自己紹介

わたしは読書好きの小学4年生です。自分で書いた物語を見てもらうためにnoteを始めました。はじめてのnoteで好きな作家の上橋菜穂子さんのことを書いていきます。

初めて出会った上橋菜穂子さんの本「物語ること,生きること」

わたしが初めて出会った上橋菜穂子さんの本は、これです。
小学校の図書室で上橋菜穂子さんの「獣の奏者」は見たことがありましたが、読んだのはこの本が初めてでした。
 

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読書メモ『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン 著

読書メモ『掃除婦のための手引き書』ルシア・ベルリン 著

『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』(原題:A Manual for Cleaning Women: Selected Stories)
ルシア・ベルリン 著/岸本佐知子 訳
講談社 2019年(文庫は2022年)

年の変わり目、「書くこと」への気持ちに火を入れ直したい人へ。

ルシア・ベルリンの著作が「古くて新しい」と多くの人を虜にしていることは、本好きの方ならすでにご存じかもし

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