夏休み・・・。教員としては最後かも。
皆さん、お久しぶりです。
3年生を担当している私にも、やっと夏休みがやってきました。私の自治体では、8月8日から8月23日までが夏季休業となっています。
この一学期(前期)は本当にキツかったです。
コロナ禍により、ほぼ全ての行事がなくなりました。
総合的な学習の時間が教科の授業に変わりました。(休校期間中にもGoogle Classroomを使用していたので授業進度は例年と変わりません。むしろこのままだと、例年より早く終わります。)
部活動の代替大会前に3年生が引退しました。
昨年度末にあった生徒指導が未だに尾を引いています。
毎日の勤務時間が7:45〜部活動終了までに伸びました。
当然、学校終了後の消毒があります。
今まで考えたことがなかったですが、「自分は後この職業を約40年も続けられるのか?」と本気で悩みました。(今でも悩んでいます。)
何のために、誰のためにこの職業を・この仕事を選んだのだろうか?
それは私には欠如していたことにこれまで気づきませんでした。
生徒をあだ名で呼んだら、保護者から「それは本人が嫌がっていたものです。いじめです。」と言われてしまうようなこの職業にどれだけ心血を注ぎ続けられるのか。正直私にはわかりません。
呼んだことは事実であり、それをいじめだと言われてしまえばこれでおしまいです。サンドバッグになるしかありません。
毎回校長室に呼ばれ、「どのようなことをしたか、思い出せ。」と言われるが、もう1年も2年も前の自分が意識していないものをどれだけ思い出せるというのでしょうか?もう、どうしたらいいかわからない状態で日々を過ごしました。
本人とはすでに謝罪を済ませていますが、本人の学校での意見と家での意見が全く違い、もうなす術がありません。謝罪文も保護者に渡しましたが、納得してもらえませんでした。でも、面会は拒否されています。どうしろと?
あ、とても重い話になってしまいましたね。でも、分かったこともあります。
それは、まだ自分には「何もない」ということが分かりました。
他人に誇れるようなことも、自慢できるような経験も、全くない。
それが分かりました。
だから、いろんなことにチャレンジはしてみたいと思いました。
100歳まで生きるのであれば、まだ約70年もあります。
このままだと、本当に自分は何もないまま死んでしまいます。(沢山の教え子がいるというのはとても嬉しいことなのですが!・・・。)
TEDで見た
「何を手に入れるではなく、何を残すか。」
はとても大切な考えだと思います。
これを理解した上で自分が何を残そうとするのか、考えて実行したいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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