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第三回:「ベーシックロゴは当時、配達の仕事をしてて信号待ちを利用して書いたんですよ。」

今年20周年を迎えるハードコアチョコレート、映画・漫画・アニメ・プロレスなどコラボレーションの数は種類は軽く1000を超えるという。
そしてその数多くのコラボを支えてきたのがブランドの顔となる「ロゴ」たち!
今じゃお馴染みの各ロゴだが、定着するまでは長い道のりが・・・。
いかにしてそのロゴたちが生み出されたかハードコアチョコレートの代表兼デザイナーのMUNEにインタビュー!

廃盤になった商品含めると100を超えるロゴアイテムがあるかと思います。
その中でも特に思い入れがある商品を教えて下さい!

思い入れのある商品ですか・・・・。
コアチョコのロゴは最初、コンセプトがあって「毎年ロゴを変える」ってのがありました。
なんでそうしたのか記憶にないんですけど(笑)、多分商品を増やすための策だったような。
一番最初がこれかな?このデザインで二色作りました。当時は「Lonsdale」とか好きだったので。

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今見ると、全部手書きですね。確かCHOCOLATEの部分はフォントをPCの画面に映して模写した気が(笑)。
なんでそういう事やったのか謎なんですが。
プリント屋とかもデータ入稿とかに対応してなかった気がするので、プリントアウトして紙を持っていきましたね。「これを作ってくれ」って。

二年目がこれかな?ブランドコンセプトがはっきりしてきましたね。当時、FMWとかW☆INGとかECWとかデスマッチ系のプロレスにハマってたんでモロに有刺鉄線ですね。これ、実は一番気に入ってるロゴかもしれません。

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ただ、きちんと定規を使ったわけでもなく、下書きもあんましなタイプなんで、よく見ると全くダメダメですけどね。

そんで三年目はこれですね。通称サンダーロゴです。

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サンダーロゴはカラープリントなんですね。
コアチョコでカラープリントはあまりイメージないですが、なにか理由等合ったのでしょうか?

あんまし覚えてないなあ。カラーリングで遊びたかったってのはありますね。雷を黄色にしたかったのが大前提だけど...
サンダーロゴはスポンサー募ったんですよ。会社、商店、団体、サークル問わず5000円(3000円だったかも)でバックプリントに名前を入れますって。そんで製作費を浮かせましたね。前三版、後ろ一版というコアチョコとしては初めての取り組みだったんで。

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そんで4年目はこれです。
今ではお馴染みのベーシックロゴです。

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これ、多分オリジナルのデータなんで文字にマッキー感(マジック)あるでしょう?マッキーの太字、平べったい方。

THE ONEってのはフォントですね。だから色が違う(笑)
これは当時、配達の仕事をしてて信号待ちを利用して書いたんですよ。
とにかく当時(2000年初頭)は時間が無くって。
車にある適当な書類の裏にババーって書いたら「あ、これ最高だ」ってなって(笑)。確か明治通りの広尾周辺だったと思います。
家に帰って清書しようってなったんだけど、全然味が出なくて。なので車で書いたのを使っちゃえってなりました。
何も考えずにサインのようにスラスラスラって書いたから大文字小文字が混在してるんですよ。意識した訳じゃなくって。

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これが自分でも気に入ったので、毎年変える路線は辞めました(笑)
こんなのもありますね。もう絶対使わないけど(笑)

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先日発売したカタカナロゴの前身じゃないですか!
このロゴはTシャツなどで使用したのですか?

なんかに使ったとは思うんだけど、あんまし気に入ってなくてほぼお蔵入りだと思います。
そんでボックスロゴの登場ですね。
コアチョコも当初は英語では「HCC」だったんですが、ボックスロゴ登場で「HARDCC」になったんですよ。

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完全に某マークを意識して作ったんですけど、日本ではまだそのロゴは浸透してなくて。なのでリスペクトの意味が相当込められていますね。
バランス的に「HCC」じゃ少ない、じゃあどうしようってなったときに「HARDCC」にしようって。自分でも天才だって思いましたよ(笑)
この辺からロゴを前面に押し出していく路線になりましたね。
コラボでもそれを押し通して。最初はNG出るかと思ってたんですが、大丈夫でしたね(笑)

ボックスロゴがようやく登場ですね!
コラボアイテムだとこちらのロゴがよく登場するイメージです。
シンプルながらもインパクトが有り、どのコラボともマッチしています!

今定番のボックスロゴ+人物ってホント最近なんですよ。記憶は定かではないんですが、川谷拓三あたりかなあって。

河内のオッサンの唄(川谷拓三ブラック)[※現在廃盤]
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ロボット8ちゃん(ロマンス回路ブラック)[※現在廃盤]
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そっからどんどんと量産されましたね。いやロゴをかますと本当に恰好良くなりますね。どんな古い素材でも蘇るというか。ウチとのコラボってのもすぐわかるし、良いアイディアだなって思いますよ。

そんでメルティングですか。これはダイイング・メッセージから発想を得てますね。なんかの映画で死者が残した犯人の手がかりみたいに。あれを自分でやってみたんですよ。そしたら最高にはまるという。

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HARDCCが良かったので、後から全部書きました。

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メルティングってダイイングメッセージから発想を得ているんですね!
実際に自分の指で書いたのでしょうか?

もちろんそうですね。血って訳にはいかないので墨汁で書いています。手が汚れて大変ですけどね。一度、汚れないように手袋はめて書きましたが、滑っちゃってだめですね。指紋的な微妙な感じも出せませんし。生の「指」だから雰囲気を出せるんですよ。
垂れた血は、最初は本当に書いた紙を立ててましたね。垂れるのをじっと待って、ちょうどいい所で横にしたり。
でも全然思うようにいかないので、筆で書き足すことにしました(笑)


どのロゴも一つ一つこだわり満載ですね。ロゴの歴史を聞くとロゴミックスTシャツなんかコアチョコの歴史が詰まっていて、更に魅力的に見えます!

変わらない所、変わらなきゃいけない所、20年は成長と原点回帰の連続ですね。
HARDCORE CHOCOLATE スペシャルロゴミックスTシャツ
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ありがとうございました!
予約受付中のロゴパーカもそうですが、魅力的かつビックタイトルとのコラボを行っている中で、コラボ商品だけではなく原点であるロゴがリリースされ人気を博しているのはほんとにすごいことです。


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ポケットにはトレードマークの「精神錯乱」黄色タグをさりげなくワンポイント!
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[予約販売]HARDCCベーシックロゴ プルオーバーパーカ19 EDITION(12/3入荷予定)
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