全然堂歳時記 夏 【プール】
葉書俳句：
テキスト：
海山に伍してプールを開くなり ハードエッジ
水入れてプール重たくなりにけり ハードエッジ
きらきらとプール開きの真水かな ハードエッジ
学校のプール縦横高さかな ハードエッジ
プールとは水を注ぎ足し注ぎ足して ハードエッジ
授業済みしプールに何か浮いてをる ハードエッジ
生徒去りプールの水のぐつたりと ハードエッジ
プール出て引力圏に戻りけり ハードエッジ
教室にプール名残りの湿りあり ハードエッジ
教科書にぽたりプールの名残り水 ハードエッジ
うつとりとプールのあとの授業受く ハードエッジ
もう一度午後のプールに来たといふ ハードエッジ
水の香のプール帰りの五六人 ハードエッジ
極楽やプール疲れに昼寝して ハードエッジ
客船がプールを乗せて海を行く ハードエッジ
雷激しプール毛羽立ち始めけり ハードエッジ
夕立にプール叩かれ叩かれて ハードエッジ
雨の日のプールサイドのアルミ椅子 ハードエッジ
明日はもう市民プールの最終日 ハードエッジ
洗ひ終へしプールの底で跳んでみる ハードエッジ
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以上です
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