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ベートーヴェンを毎日聴く145(2020年5月24)

『ベートーヴェン/祝典劇「アテネの廃墟」 op.113』を聴いた。

「アテネの廃墟」は、ペスト(現在のブダペストの一部)にできるドイツ劇場開場に合わせて上演される劇の音楽としてベートーヴェンに依頼された。

なぜペストの劇場のためなのに、アテネが出てくるのか?というと、トルコ軍により荒廃したアテネ。芸術も荒廃したが、それを引き継ぐ芸術の本拠地がペストにできた。というストーリー。

あの有名な、ベートーヴェンのトルコ行進曲は、もともとこの作品で登場するものであり、それは上記の通りトルコ軍がストーリー上出てくるからである。

ベートーヴェンはトルコ行進曲をこの他に作っている。それは今後作られる第九の第4楽章に登場するのだが、この作品がきっかけになったのだろうか?

ベートーヴェン/祝典劇「アテネの廃墟」op.113 序曲
(指揮)リッカルド・シャイー
(演奏)ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

https://www.beethoven.de/de/work/view/6585905460543488/Musik+zum+Festspiel-Nachspiel+%26quot%3BDie+Ruinen+von+Athen%26quot%3B+von+August+von+Kotzebue+f%C3%BCr+Sopran%2C+Bariton%2C+Bass%2C+Chor+und+Orchester+op.+113?fromArchive=5731026076696576

Nick115によるPixabayからの画像

(記:2021年1月24日)

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