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ベートーヴェンを毎日聴く139(2020年5月18日)

『ベートーヴェン/10の民謡主題と変奏曲 op.107』を聴いた。

民謡の旋律による変奏曲。先にop.105でもイギリス民謡を使った作品があったが、こちらには、イギリス民謡に加え、ウクライナの民謡が一部含まれている。その第3曲と第7曲は、聞いただけで他の作品と雰囲気が違うのが明確にわかる。

作品を依頼したイギリスの出版社トムソンは、出来上がった作品をみて、一部改訂するように依頼したという。それはイギリス人の好みに合うように、との依頼だったという。ベートーヴェンは作り直したのだが、そもそもイギリス人の好みに合わない、最初の作品はどのようなものだったのだろう。ドイツ風になってしまったのだろうか?とても興味がある。

https://www.beethoven.de/en/work/view/5940445595041792/Ten+Variations+on+folk+songs+for+piano+and+flute+or+violin+ad+libitum+op.+107?fromArchive=5145131971772416

David MarkによるPixabayからの画像

(記:2021年1月18日)

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