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#マエボン2 での私の失敗ー「もっともっとお節介になればよかった。」

失敗したくなる雑誌『マエボン2』を制作している、前田デザイン室の浜田です。

いきなりですみません!
本日クラウドファンディングが最終日なので、まずは宣伝させてください。


今回私は、副編集長として関わることになりました。でも前回のマエボンの時ほどは稼働していませんし、そもそも「どこかのコーナーで関われたらいいな」くらいしか思っていませんでした。最初は、意識的にあまり関わらないつもりでした。「嫌だ」とか「やりたくない」からではなく、むしろ「できることはなんでもやりますよ!」の気持ちでいっぱい。一方で、私は何かをやるならとことんやらないと気が済まないし、そのために何かを言い出すとうるさいし、頑固だし、はっきり言ってしつこい。それを自覚しているので、うざいかなと思ったんです。私は、前回の初代マエボンの編集長ですから。いちいち「前はこうだったのよ〜」とか言われたらうざいじゃないですか。私だったら、うざいと感じると思う(はっ、心の声が漏れ出てしまった!)。それにね、コミュニティでの本づくりはめちゃくちゃ大変だけど、めちゃくちゃ楽しい。それは誰よりもわかっているからこそ、変に先輩風を吹かして、新しくチャレンジしようとしている人たちの邪魔をしたくなかったんです。一応、私なりに考えた思いやりのつもりでした。


でも、それも中途半端だったなと今は思います。
だからこそ、それが私の失敗。


制作がなかなか進まない時、誰かが何かで困っている時、気がついたらあれやこれやとコミットしていました。その他も何も言われていませんが、「これではやばい」と思った瞬間は意識して口出ししました。そこからです。副編集長のオファーをいただいて受けたのは。とはいえ、私今はコミュニティと執筆のお仕事で、ありがたいことにびっくりするくらいに手一杯なんですね。それに前デの運営チームのリーダーでもあるから。(これは仕事ではない)だから、マエボン2でできることって限られている。そうなると私の弱点が露呈するんです。私のよくないところで弱点なのは、人への引き継ぎ方が下手なところ。ほどよく口出ししながら見守るということが苦手で、自分でやってしまうか、まったくやらないかしかできない。動いていないと口出しする価値はないし、私の存在価値もないって強迫観念のように思い込んでいるところがあるんです。それがなかなかできない。だからこそ、今回あんまり稼働できないのにあれやこれやと言うのは、内心とっても複雑でした。

でもこれってマエボン2だけではなく、運営チームでもそうだし今の私の課題なんです。人にお願いする、受けつぐ、やってもらう。完全に丸投げするんじゃなくて、ほどよく距離を取りながら一緒に歩む。それを試されたプロジェクト期間中でした。一応私も人なので、完全に捨てたつもりでもどっかで「嫌われたくない」って思うから中途半端だったんだと思う。でも万人に好かれようとする必要なんてないし、愛と敬意を持ってもっとお節介になればいい。それが私なんだから。やっと諦めることができました。



肝心の、マエボン2ですが、掛け値なしに素晴らしいです。企画はもちろん、デザインも執筆も前デメンバーで作り上げています。これは前回もそうだったんだけど、コミュニティでの本づくりって経験値やスキルが一定じゃないんですよね。そこを補うために教えあったりする動きが自発的にある。こういう流れ最高です。それが前田デザイン室の宝だなと自信を持って言えます。あ、前田デザイン室の枠も空いていますよ。よかったらぜひ…!


さてさて、もう一度言わせていただくと、マエボン2のクラウドファンディングがもうすぐ終わります!まだ残っている豪華リターンが山ほどあるので、独断と偏見でピックアップ。

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どうやらマエボン1とセットで読むとマエボン2が数倍面白く感じられるらしいです。(浜田調べ)

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前田デザイン室の定例会にゲストとして登壇しませんか?前田室長と対談できて、その内容はレポートとしても残ります。

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前田高志さんが、秋に幻冬舎よりデザインの本を出版することになりました。その制作アシスタントになれるリターンです。私はブックライティングで関わっているので、一緒に本づくりをしてくれる人を募集しています。



他にもリターンはたくさんあります。
絶対買い忘れている人がいるはず!
マエボン2のクラウドファンディングご支援お待ちしています。


(サムネイル画像は、前田高志さん作失敗おっぱいくんの画像をお借りしました。)

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