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真社会性とその昆虫の素晴らしさ

こんにちは、ハラキリです。

ゲーム配信者&視聴者向けDiscordサーバー「ゲーム好きな猫の集会」の管理人をやっております。ご興味ある方はこちら https://discord.gg/FQ3Ha73

ノート再開した理由が、なんと文章の伝える力を鍛えるため…ということで、なんでこんなに書けてるのか不思議だね?

ありんこ!ありんこだよありんこ!

ハラキリさんは信頼してますって思ってる貴方、いい年こいたオッサンがNOTEとかいう媒体使ってありんこありんこ言ってる姿を想像してみてください。はい、もう色々とアウトですね…

そんなありんこなのですが、この生き物の凄さを知ってますか?

アリやハチの一部は真社会性という社会を築いています。真社会性?なんだそりゃと思ったアナタ、びっくりすると思いますが親という繁殖母体みたいなのが存在して、子供の殆どが生殖を行わず(不妊カースト)機械のように働くという特徴を持ってます。

たまにはこういう話題もいいかなぁと思いつつ…

ちなみにあまり知られてませんが、人間に続き高度な生き物というとアリだと説く科学者も少なくないです。理由はその社会の形成にあります。まずコロニー形式を取るので建築が可能という事です。さらに種によってはアブラムシと共生しています。これは結構有名なのですが、それどころかアブラムシを養殖したり管理したり…つまりは人間と同じ畜産業を行っているということなのです。ちなみに畜産側のアブラムシもアリと共生することで、畜産に適した進化をしています。

びっくりしましたか?つまり人間と同じく繁殖繁栄のために環境を変化させる力と文明力を持っているということなのです。人類が誕生する前に宇宙人が到来したら、真っ先にアリに興味を示していただろう…といわれるぐらいに発展している生き物なんですよ。

人はどうしても1個体としての知能の高さを図りたがる生き物ですので、その枠に囚われていない文化を持つ生き物も多数いるんですよね。たとえば同じく真社会性のハチですが、六角形の巣を作りますが…実はあの六角形って言うのがミソで、六角形自体が平面充填の形状であり、つまり非常に耐久性の高い構造を作り出してます…そんなの普通は人間でも知らないぞ!

ここからちょっと頭が痛くなるかもしれないのですが、不妊カーストつまり生殖を行わない所謂はたらきアリの個体は…実は個とは見なさずにアリの表現型として扱われます。何言ってんの?って感じかもしれませんが、つまりはたらきアリというのは厳密には1個体ではないのです。

きっとマジメに読んでくださってる読者は???って感じでしょうが、つまるところ生殖を行わない個体は本体の一部とみなすわけです。我々の腕だけを見た場合、この腕というのは生きてるか否かでいうと生きてますよね。しかし腕が勝手に誰かの腕とくっついて生殖するわけではありません。つまりこの腕というのは人間とは別の生き物(細胞の集合体)でありながら人間の一部で、人間の操り人形のような生き物と言えるのです。これを表現型と言います。

つまり、我々のよく見るはたらきアリも同じ扱いなわけです。アリの本体は巣の奥底にいる女王アリであって、働きありは個から分離された操りマシーンであり表現型なのです。人間の感覚でいうと指が分離されて勝手に動き回るイメージといえばいいでしょうかね…

どうです?ビックリしませんか?身体の殆どが操りマシーンで出来ていて、かつそれらは自由に動き回りつつも、最終的に女王の生殖と発展のためにそれぞれが役割をもちつつ、文化等も使いこなせる種…それがアリなのです。

実はというとこの地球は昆虫の星なのです。えっ?って思う方も多いかもしれませんが、動物とか哺乳類とかはむしろ新参者に近いです。重力等の関係上虫の身体のサイズは小さいものが多いですが、数ある生き物の種のうち大半を占めるのが昆虫の種類なのです。土地あたりに対して人間とアリを比較した場合、総重量はアリのほうが多いと言われたりするくらいには、アリを含む昆虫が大部分占めている星…それが地球なんですね。

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