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産後ケアの全自治体実態調査へ。資金面だけじゃなくて人に寄り添う子育て支援を広げたい。

こんにちは、原田ケンスケ@岡山 です。

嬉しいニュースが出ていました。
「産後ケア」の全自治体の実態調査を厚労省が進めていくとのこと。

産前産後ケアの充実は、去年衆議院選挙に立候補した際に、強く訴えた政策の一つです。

出産一時金などの「資金」的な出産支援の議論は色々と起きています。
しかし、子育て世代の皆さんと話をすると、「孤育て(孤立した子育て)」から来る産後うつの話をよくお聞きします。
その中で、政策として「産前産後ケア」という概念が広がってきています。
全国、約8割の自治体が産後ケア事業を行っているところまで広がりました。
しかし、地域によって内容や熱量に違いがあるのが現状。
東京などの都市部であれば、地方議会や選挙の際にも、産前産後ケアについてテーマにあがりますが岡山の政治界隈では、あまりまだ見られません。

もちろん、岡山市では産後ケア事業を行っています。
「産後4ヶ月」までの方が利用対象としてる自治体もあるなか、しっかりと「産後1年未満」の方が利用対象となっています。

そして、具体的な産後ケアの内容としては、以下のように記載されています。

産後ケアの種類
宿泊産後ケア
産科医療機関・助産所での宿泊入所により、休養の機会の提供とともに、心身のケアや育児サポート等の支援
日帰り産後ケア
産科医療機関・助産所での日帰り入所により心身のケアや育児サポート等の支援

岡山市産後ケア

予算・資金も大事ですが、それだけでは解決できず、むしろ無駄遣いになりることもあります。コロナ関係の支援金が国から各自治体に支給されましたが、わけのわからんモニュメントはできる一方で、医療介護現場などは疲弊したままという現状も有りました。
特に、子育て、産前産後という人と人の関係が大事な時期です。助産師など人を支えることができる、人を増やすための仕組みづくりが大事です。

核家族化が進み、周りに親などがいない核家族化社会です。産前産後の時期に、心身ともに少しでも社会でサポートをすることが求められていると、私は考えます。
現場の声をお聞きしながら、引き続き今の社会のニーズに合わせた政策を広げていきたいと思います。

ぜひ、産前産後ケアの話。育児の話など、皆さんの経験、お困りごとをお聞かせください。

引き続き頑張ります。


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