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私が、摂食障害とともに辿ってきた軌跡⑲

みなさん、こんにちは。今日は、摂食障害経験者である私が、今まで辿ってきた軌跡 その19、について書きたいと思います。

私が、摂食障害とともに辿ってきた軌跡⑱ ⇩

ここでは摂食障害経験者である私の現時点での考え、特に私が経験したこと、今振り返ってみて感じたことを中心に書きたいと思います。

※これから書く内容は、私の経験と知識などを基にした考えであり、医療関係者や専門的な研究者などの診断基準や見解などを否定するものではありません。

摂食障害の経験を振り返って、今考えること

7 「食欲」は、身体の正直な欲求の場合もある

摂食障害は、ある意味「痩せたい」と「食べたい」という2大欲求との戦いの日々でもあります。

本当は、ただ「痩せたい」だけなのに、押し寄せる「食欲」を抑え切れない。

今日は「過食しない」「吐かずに食べたい」と思っていたのに、想定を超えて食べ過ぎてしまう。

以前の私も、そんな日々の繰り返しでした。「痩せたい」思いが強くなればなるほど「食べたくて、食べたくて、食べたくて」どうしようもありませんでした。

人間の「欲求」は、頭で考えることから生まれるものもあると思いますが、身体が必要としている場合の方が、実は多いのではないかと思っています。

例えば、電車で立ったまま寝てしまったり、朝ベッドから起き上がれなかったり。それは、おそらく身体が睡眠を必要としていたり、休養が必要だったりするのだと思います。

「食欲」にも、そんなにお腹が減っていないのに、「食べたい物」があったりすると、栄養(カロリー)的には足りているのに、食べたくなってしまうこともありますが、

「食べたい」欲求は、本来生きていく上で必要なものですので、身体が栄養(カロリー)を必要としている場合もあると思います。

摂食障害真っ只中の時の「食べたい」は「痩せたい」の反動でもあるので、いつもの「食べたい」が、身体が栄養(カロリー)を必要としている「食べたい」に当てはまらないかもしれませんが、中には身体の正直な欲求の場合もあると思います。

ですから、想定を超えて食べ過ぎてしまったとしても「身体が栄養(カロリー)を必要としている」のかもしれない、と思って、自分を責めないであげて欲しいと思います。

「食べたい」にも、頭で「食べたい」と、身体が「食べたい」がありますので、いつもいつも自分を責めるのは、出来ればしない方がいいと思います。


今日もありがとうございます。

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