見出し画像

私が、摂食障害とともに辿ってきた軌跡⑫

みなさん、こんばんは。今日は、摂食障害経験者である私が、今まで辿ってきた軌跡 その12、について書きたいと思います。

私が、摂食障害とともに辿ってきた軌跡⑪ ⇩

摂食障害克服に向けて

ここでは摂食障害経験者である私の現時点での考え、特に私が経験したこと、今振り返ってみて感じたことを中心に書きたいと思います。

※これから書く内容は、私の経験と知識などを基にした考えであり、医療関係者や専門的な研究者などの診断基準や見解などを否定するものではありません。

3 「口」を忙しくするということ

摂食障害は病気です。「痩せること」に拘って、囚われて、いつの間にか振り回されて、自分で自分をコントロール出来なくなってしまう病気です。そして「痩せること」に囚われることで「食べること」にも囚われることになってしまう病気です。

そうは言っても、いくら「病気」だからと言って、克服に向けて出来ることがあるのならばやってみるに越したことはありません。今日は、私が実際に試したことを書きたいと思います。

(1)歌をうたう

これは、実家に引き籠っていた時期、家で一人になると、思いついた時(もちろん「買い物 ⇨ 過食嘔吐」が最優先でしたが)にやっていたのですが、ケーブルテレビの音楽チャンネルを大音量にして歌をうたっていました。当時は、純粋に歌いたかった、音楽を聴きたかったんだと思いますが、今振り返ってみると、当たり前かもしれませんがその時間は食べていませんでした。

これは、最近は意識してやっていました。夜中に一人でいると、何となく口寂しくて、バナナチップを食べてしまうことがありましたが、好きなバンド(X JAPAN)のLIVEの録画なんかを見ながら歌っていると、さすがにバナナチップ、食べてませんでした(夜中なので、中音量くらいにはしましたが)。お酒は片手に飲んでいましたけど・・・

歌っていると食べてる暇がない、ということもありますが、好きなバンドの映像を見ること、好きな歌を歌うことで「気が紛れる」という効果もあったと思います。

(2)飴をなめる

これは、特に仕事中にイライラしたときにやっていたのですが、飴をなめていると、物によっては20分ほどほかの物を食べずにやり過ごせます。ただし、連続でなめすぎると虫歯の原因になるかもしれませんが・・・

私の経験上、ガムやタブレットだとダメでした。やはり少しでもカロリー(糖分)を摂取する方がいい気がします。そして、ダイエット甘味料入りでカロリーの低い物もダメでした。後々食べたくなってしまうのです。みなさんは、飴も許せないかもしれませんが、1粒40カロリーくらいなので、過食することを考えたら、飴で済むのならいいや、って思いでなめていました。

(3)麺類の「スープ」を全部飲む

塩分の摂り過ぎに繋がることから、よく「ラーメンのスープは残すべし」みたいなことも言われますが、最後にスープを飲み干して、なおかつ辛ければ水も飲んでいました。こうすることで、一時的にはお腹が膨れるので「もう食べられない、もうお腹いっぱいだから・・・」と言い聞かせていました。

「そんなことで過食衝動が治まる訳がない」って思う方もいらっしゃるっと思いますが、これは私が「吐かずに食べる」と決めた時に試したことなので、みなさんの「時期」にもよるとは思います。


今日もありがとうございます。

よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは、今後、摂食障害で悩む方々のサポート活動に、大切に使わせていただきます。