見出し画像

僕とガンプラ


およそ20年ぶりにガンダムのプラモデル通称ガンプラを作った。


最初にガンプラに出会ったのは小学校に入るか入らないかくらいの頃だったと思う。接着剤を使わないと作れないキットだったのでお隣のお兄ちゃんに作るのを手伝ってもらった記憶が朧気とある。多分シャアザクだったと思う。

それから少したって小学の低学年のころにはSDガンダムが出てきて、月一くらいでおじいちゃんにおねだりをしてよくニチイまで買いに行っていた。20体くらいのSDガンダムのコレクションがあったんじゃないかと思う。


高学年になってくると初期のHGシリーズが発売されていて友達と一緒に買いに行ったりしていた。担任の先生もガンプラが好きでクラスの間ではちょっとしたガンプラブームが起きていた。マッキーの細い方を使った墨入れや鉛筆でエッジ部分をこする汚し表現もその先生から教わった。

どんどんのめりこんでいってホビージャパンも買い始めた。本格的なプロの作例を真似て塗料を買ってきて筆塗したり、改造してうまくいかずに大量のジャンク品ができてしまったりしたのもこの頃だ。限りあるお小遣いの中からどの色を買うかも一生懸命考えた。


卒業式の文集の将来の夢という欄には「プロのモデラーになって色んな人に自分の作った作品を見てもらうのもいいかなと思っています」なんてすこし上から目線のコメントを書いたのを今でもはっきり思い出せる。

そう、最初にはっきりと意識した将来の夢はプロのモデラーだったのだ

ここから先は

1,171字 / 5画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?