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類する仲間を増やすこと(縁と運#41)

最所あさみさんがnoteに書いていることで、正直者が得をする社会に向かいつつある時代にというタイトルを読ませていただいた。

ぼくは流通の仕事が好きで、上(メーカー)から下(小売)までやったけれど、川上ほど正直な会社がいいと思っている。正直な川上の会社があれば、わざわざ川下の小売がごまかす必要もないし、安心してモノやサービスを提供できる。

今の時代、川上の隠し事、捏造、が横行していて、小売する人も大変だ。小売が正直でメーカーが不正直だと、どうにもならなくなるからだ。じゃあいったい何を提供すればいい?となる。

小売って、自分でいいもの見つけてきて、それを仕入れ、正直に売るのは本来とても難しい。経営者が販売も仕入れも資金繰りも雇い入れも全てするという零細小企業が多いからだ。だからこそ、正直な会社や生産者のものを選んで、正直のまま売りたいのだと思う。

また、正直なものを作っている川上も中小企業や小規模な生産者が多い。

小規模な正直な川上さんと、小規模な正直な川下さんとがなんとかうまく結びついて、最終の買い物する正直な人々の幸せを築けたらと、常に思っている。


正直者はバカを見るかもしれないけれど、類は友となること、似たものは寄り合うことが世の必須のことなので、やはり誤魔化さず商売を、人とのおつきあいをするのがいいと思う。

運が良くなるには、自分の良心が欲することをすることだ。その行為が同じ行為の人と結びついて、良縁ができる。良縁を刻んでいくことで、運も上昇する。

だから正直な人とお付き合いをすれば、正直な人の輪ができる。輪ができて、話ができて、和ができるのだと感じる。

久しぶりに縁と運についてが書けた。最所さんに感謝している。


#コラム #エッセイ #仕事 #縁と運 #ありがとう

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