依存されたら終わりです。
珍しく時事ネタですが、なんとなく人ごとのように思えなくって書こうと思います。
僕は16歳から居酒屋さんでアルバイトをし始めてこの20年超をほとんど飲食店で働いてきました。アルバイト時代が長かったけど、それでもお店を任せてもらったり仕事はめちゃめちゃできる方だったと思います。
今はカウンターに立つことはないものの、やはり酒の席は大好きなんです。
僕が住んでいる中崎町から殺人事件が起きた天満は徒歩10分ほどで、僕もコロナ前はよく飲みに行っていた飲み屋街。大好きな街です。お店は知らないものの、あんないい街でこんな事件があったのかと残念で仕方がありません。
しかし、女性経営者につきまとう男性常連という構図はかなりよくあることのように思うので、知り合いでもないのになんだかとても悔しい気持ちになります。なんとかすることができたんじゃないか・・・と思うんですよね。
特に周りの客が気づいていながら止めることができなかったというのが残念でなりません。
そういえば今思い出したのですが僕も一度、居酒屋で働いているときに女性常連客に監禁されかけたことがありました。下世話な話、本当にその時は体の関係とかは一切なかったのに、何故か洗脳されかけて・・・みたいなことがあった爆
でもこのことは多分本当に洗脳されかけていたんだと思う。あまり覚えてないんですよね・・・(怖くてごめん
僕は居酒屋で働いている時も、路上で絵を売ってた時もこうゆうことを何度か体験しているので耐性がついています。一眼見て、やばそうな人は大体わかる。なんとなく、よくない空気ってのがわかるんです。
でもこうした構図は勿論作家であれば作家/ファン、アイドルであればアイドル/ファン、と、いくらでも当てはまる構図なだけに人ごとじゃない感じがします。
こうしたことが起きる前になんとかする必要がある。
僕も今のお店でも何人もお客さんを出入り禁止にしているし、なんとなくそうなった人も沢山います。今までの居酒屋さんでもよくある話です。
「こないでください」
「帰ってください」
は割と平気で言えるんですよね。
ではみんながみんな僕みたいなことができるのかというと勿論そうではないので、一番大事なことは、お客さんに守ってもらうってことだと思います。
とにかく頼れる、信じれるお客さんを固めて入れば、大丈夫なんだと思う。
僕も今のBARで何度も何度もお客さんに助けてもらいました。お客さんというか、ほぼ友達なんだけど。男性女性含めて、本当に頼りにしています。
あと、依存されるのはマジでやばいので早めにケリをつけましょう。
依存されてるなぁと感じ始めたらしっかり距離を取ること。
依存させることを商売にしているのは本当に良くないです。
「お金をもらっているから不毛にできない」なんて考え方はクソ。
優先順位を決めましょう。
こうした事件が2度と起こらないことを願っています。
大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。