オルタナティブなアートフェア。
3331アートフェア、本当にとても良いアートフェアでした。
昨年に続いて2度目、アトリエ三月、サロンモザイク、gekilinでのユニットTRI-FOLD OSAKAとしての出展でした。
3331アートフェアはオルタナティブなアートフェアとして2013年にスタート。当初はコレクターアートフェアとしてスタートしたようです。
徐々に形を変えていき、2018年ごろより現在のような形で3331アート千代田全体を使用し、コマーシャルギャラリーやオルタナティブスペース、日本各地の大学などがブースを構え、通常のアートフェアとは一線を画すオルタナティブなアートフェアへと変化を続けてきたようです。
アートフェアとは通常はコレクターや富裕層向けに開かれる敷居の高いもの。2021年に開催されたアートフェア東京での売上は過去最高の30億。日本全体の美術品市場規模は2,363億円と推計されています。
(「日本のアート産業に関する市場調査2021」(主催:一般社団法人アート東京、制作:エートーキョー株式会社))
それでも世界的に見ると日本の市場はごく小さなものです。
3331アートフェアはそうしたフェアとは違い、通常のアートフェアでは見ることができないような先鋭的なアーティストの表現を見れる場、そして購入できる場所として開催を続けてきたようです。
そうした実験的な取り組みを9年間続けてきたって本当にすごいことだな〜〜と思います。
オルタナティブとはいえ、フェアには沢山の方が訪れました。
TRI-FOLD OSAKAは今回、池田孝友、サトウナツキ、新村葉月、吉田ショウヘイ、柳哲也を紹介し、多くの方に見ていただけることができました。
いただいた声で多かったのが「値段安くないですか?」という言葉でした。決して安くしているつもりはないんですが若手を取り扱う大阪価格ってことでしょうね・・。
大阪で若手を取り扱うギャラリーや作家はどうしても売れる平均価格が安くなっちゃいます。小さい作品を作ることに小慣れてしまい、大きな作品は売れない前提で作ってしまうなど・・
東京大阪に限らず絵を買う習慣がない日本で作品を作っていくのは大変なこと・・でもオルタナティブなアートフェアと言え、3万円5万円で気軽に作品を買っていただく感じはとても新鮮でした・・・頑張らないと・・・
今回はアトリエ三月の中でも特に長い付き合いになってきた新村さんとサトウさんを東京で紹介し、販売以外にも次につながりそうなきっかけが作れたようで本当に良かった〜〜嬉しかったです。
刺激を沢山受けて帰ってきました。
何より、やはりTRI-FOLDというチームで動けたことが良かったな〜〜と感じます。サロンモザイクのコタニさんの接客には本当に敵わないなぁと思うし、飯野さんの存在感もとても安心するのでありがたいです。
いやはや、まだ発送作業や作家さんへの支払い等々まだやることは残っていますが本当にいいフェアでした。皆様ありがとうございました!!
今日はこの辺で〜〜
大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。