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自宅でひと手間レシピ2 ボーイ・ミート・ボール

皆さん、背中でオトコの美学、泣いてますか?

このところ毎日お昼ごはんは麺です。お米研いでごはん炊くより手っ取り早くて楽なのよね。ソース焼きそば、ちゃんぽん風あんかけ焼きそば、など手を変え品を変え麺をすすっております。

今日は、昨日の夜ごはんにと勢いに任せて仕込んだハンバーグだねがあまりにも多かったので、一晩冷蔵庫で寝かせて、ミートボールパスタに。トマトソースも作り置きがあったので、ササッとできた。ちょうどキヌサヤとマッシュルームもあったので、なかなか本格的な雰囲気になったと自画自賛。「血が足りねえ〜! じぁんじぁん持って来〜い!」などと名台詞(うろ覚え)をついつい口走りながら平らげたことであるよ。

これは自分だけじゃないと思っているんだけど、「カリオストロの城」を見たとき、少年の頃の一平太の印象は「スパゲティにミートボール入っているなんて変なの。食べにくいやん」だった。そんなことありませんか? 

しかし大人になっていろいろ物事を知ると、それがアメリカン・イタリアンではごく庶民的なメニューなんだと知った(アメリカン・イタリアンとは今勝手に造語したけど、渡米したイタリア系移民が現地でアップデートした、アメリカナイズされたイタリア料理のこと)。「シェフ・ボイアールディ」「ハインツ」あたりのブランドが有名で、ふにゃふにゃにゆだったスパゲティとミートボールが一緒に缶詰になっていたのだそう(このあたりのことは以前も書いた)。どういうものか一度食べてみたいと思っているけど、あいにくオシャンティな舶来食品ストアではまだお目にかかったことがない。きっとそれはそれはおいしくないのだろう。気になる。

さて、今回も何か、ここまでお読みいただいた皆様に役立つひと手間レシピを書き留めておこうと思う。非常に簡単かつわざわざ作るほどのこともないソースですが、そこはそれ、この時期、時間を持て余している皆さんにぜひ挑戦していただきたい。

すぐに使える基本のトマトソース

トマト缶(カットでもホールでもOK)・・・一缶
玉ねぎ・・・一個
ニンニク・・・1〜2かけ(量はお好みで)
タカノツメ(乾燥唐辛子)・・・お好みで1本入れてもOK
塩・コショウ・・・お好みで
ローリエ・・・一枚
オリーブオイル・・・適宜

もう材料を見れば、作り方はわかりますね。単純明快。わざわざ偉そうに書くほどのこともありません。

1)ニンニクを細かく刻み(芯は除く)、半分に折ったローリエとともにオリーブオイルで炒めて香りを出す。焦がさないほうがいいと思うけど、ちょっと焦げたほうが好きな人もいるのでそこはお好みで。唐辛子も、入れれば辛くなるので、辛くしたくない人は不要です。

2)刻んだ玉ねぎを加え、気が済むまで炒める。飴色とかにする必要はないです。

3)トマトを追加。ホールトマトならば事前に粗く刻みましょう。

4)グツグツ 煮て全体にソースっぽくなったら、塩コショウで味付けし、粗熱をとってから、3〜4等分して冷凍します。このとき、味付けは薄いぐらいに留めておいたほうが、いろいろ使い回しが効きます。凍らせるときは薄く板状にしたほうが解凍が早くて便利。

そのときは面倒でもこのソースを作り置きしておくと、後々いろいろ出番があると思うので、ぜひストックをオススメします。白身魚を塩焼きにした後にかけたりとか、カレーの風味アップに使ったりとか、アイデア次第でかなり重宝します。

とか偉そうに書いてるけど、実は妻が作り置きしておいてくれたのよね。

真面目なことを書いてしまったので、今から人目を忍んで、いけないことをしに行こうと思う(BGMはピンクパンサーのテーマで)。ひひひひ。



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