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知った気になっている自分を知る時間

2022年11月6日、岐阜市にとって歴史的お祭りフィーバーな一日になった。
ぎふ信長まつりのメインイベント「信長公騎馬武者行列」に、織田信長役で木村拓哉さんが参加されたのだ。
来年公開の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の宣伝もかねて、共演している岐阜市出身の伊藤英明さんとともに、馬に乗り1時間46万人の観衆の中歩いた。
こんなに人が集まった岐阜市を見たことがない。映像を見てうるっとするほど嬉しく、「どれだけ岐阜が好きなんだよ」と自分にツッコミを入れてしまうほどだった。


「キムタク」がすぐそばを歩いている間、わたしは新しい出会いと学びに指先がキンキンに冷え手のひらに汗をかくほど緊張していた。

岐阜市立図書館が入る複合文化施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」

こちらで昨年から開催されている講座、岐阜を編み、岐阜を集める「メディコス編集講座」。この2期生に抽選で選ばれたのだ。

講師はgreenz.jpのスズキコウタ氏、コピーライターの丸原孝紀氏、生き方編集者の山中康司氏。

1回3~4時間の講座を6回、素晴らしい講師陣から学べて6,000円、こんな幸運な機会を逃してはならないでしょう。
その手でわたしの名前を引いてくださったメディアコスモス総合プロデューサーの吉成氏に感謝します。

このチラシのデザインいいな

さて第一回、会場には椅子だけが輪になって並べられている状況。これが極度の緊張を生んだ。
自己紹介から始まったのだが、マイクを持って話すこと、知っている人の前だと大丈夫なのだが、初対面ではつらい。
しかし、「今の気持ち」を正直に伝えるという自己紹介で、「昨夜飲みすぎて眠い」「お昼に食べた天ぷら中華の油が重い」「キムタクが気になっている」など、皆さんの正直さに笑ってしまって緊張が解けていった。

ワークショップでは「ミルキー」について知っていること、思うこと、感じることなどを出しあって付箋に書いていくワークをした。
「ミルキー」を知らない人は会場にはいなかったけれど、同じグループで「ミルキーはママの味」というCMの歌を知らない方がいて、そういえば最近あのCM見ないなと思ったり、原材料のこと、歴史など知らないことは多々あった。
10分もワークをしていると何も出てこなくなる。そして調べる。
これをgreenz.jpでは1時間以上やることもあるそう。
そしてそこから何を選んで、何を捨てるのか。
自分は何を書きたいのかを知れるワーク。

自分がいかに知っているつもりだったのか再認識できるワークだった。
一人では思いつかないことがグループでは知ることができるのも良かった。
その仲間を今回の講座で得ることができる、本当に今のわたしにプレゼントのような機会をいただいた。
最後まで楽しみたいと思う。


スズキコウタさんの自己紹介で、コウタさんの以前の職場の話が出た。
「NO MUSIC, NO LIFE.」のわたしにとって目がキランっとなるほど興味津々。音楽の話も聞いてみたい。次回は緊張なく話せるといいな。

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