オスワリは何のために教える?#2入門編
前記事の「トレーニングの基本のき」」の内容から次のステップへ進みます
噛む・吠え・など日々いろんなご相談を受けます
飼い主さんと愛犬との、
基本的なコミュニケーションを通して問題を
改善するアプローチの土台作りの部分
大事な要素の一つに「オスワリ」
え!?うちの子はもうオスワリできるよ
そう感じられた方も多いと思います
そうです。多くの飼い主さんは
(なんとなく教えといたほうがいいかなぁ)
と自力で教えていることでしょう
しかし本当の意味で
「なぜオスワリを教えるのか?」
このポイントを押さえられてないので、せっかく教えたことが生かしきれてなく
もったいないと感じることがよくあります
ポイントを押さえずにオスワリを繰り返すと
犬にとって飼い主さんからの情報があいまいで
犬が迷ったり混乱したりしている様子もよく見ます
「オスワリ」はシンプルだけども奥が深く
日常生活や問題行動のアプローチでも相当使うものです
たががオスワリ
されどオスワリ
本記事では
『なぜオスワリを教えるのか本当の意味』『オスワリを日常や問題にどう活用するか』
にピックアップしてお届けします
①オスワリという行動について
まず整理していきましょう
行動とは動きのことを差します
一般的にオスワリと呼ばれる行動は
「お尻を地面につける動き」
「オスワリ」や「シット(sit)」などの声が聞こえたら
「お尻を地面につける」
これがいわゆる「オスワリ」ですよね
では「お尻が地面についている」状態とは
どういうことを指すのか?
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