見出し画像

オスワリは何のために教える?#2入門編

前記事の「トレーニングの基本のき」」の内容から次のステップへ進みます


噛む・吠え・など日々いろんなご相談を受けます

飼い主さんと愛犬との、
基本的なコミュニケーションを通して問題を
改善するアプローチの土台作りの部分

大事な要素の一つに「オスワリ」

画像7

え!?うちの子はもうオスワリできるよ

そう感じられた方も多いと思います

そうです。多くの飼い主さんは
(なんとなく教えといたほうがいいかなぁ)
と自力で教えていることでしょう


しかし本当の意味で
「なぜオスワリを教えるのか?」

このポイントを押さえられてないので、せっかく教えたことが生かしきれてなく
もったいないと感じることがよくあります

画像1

ポイントを押さえずにオスワリを繰り返すと
犬にとって飼い主さんからの情報があいまいで
犬が迷ったり混乱したりしている様子もよく見ます

「オスワリ」はシンプルだけども奥が深く
日常生活や問題行動のアプローチでも相当使うものです

たががオスワリ
されどオスワリ

本記事では

『なぜオスワリを教えるのか本当の意味』『オスワリを日常や問題にどう活用するか』

にピックアップしてお届けします

画像2

①オスワリという行動について

まず整理していきましょう
行動とは動きのことを差します

一般的にオスワリと呼ばれる行動は
「お尻を地面につける動き」

画像8

「オスワリ」や「シット(sit)」などの声が聞こえたら
「お尻を地面につける」

これがいわゆる「オスワリ」ですよね

では「お尻が地面についている」状態とは
どういうことを指すのか?

ここから先は

4,550字 / 27画像

¥ 550

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?