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「働くしか勝たん!」本当は〇〇〇〇〇?~働くことをネガティブにとらえている若者へ~【後編】

~前編からの続きです~

【Q】働く目的は何ですか?

これは皆さんに聞きたいのですが、そもそも働く目的とは、お金を稼ぐことと思っていますか?皆、働いているから、働かないといけないと思っていますか?
皆さん色々な考えがあると思いますが、私は、『仕事は世の中の困りごとで出来ている』と思っています。

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色々な仕事がありますが、例えば、お腹が痛くて困っているからそれを治してくれるところが病院ですよね。また、お腹が空いてどうしようもないのを解決してくれるところが飲食店ですよね。

このように、世の中にある仕事というのは、全て困りごとで出来ていると言われています。困りごとを解決して人の役に立つこと、これが働く目的だと思います。

なので、お金のためというのも1つかもしれないですが、その仕事自体が存在しているということは、困っている人がいるはずです。それを解決して人の役に立つということが働く目的だと思います。

働くことを、面倒で仕方なくやるのか、困り事を解決して人の役に立っていくのか、どちらの考え方がワクワクしますか?そもそも面倒と思った時点でワクワクはないですよね?

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石切職人の話があります。3人の石切り職人に「あなたは何をしているのですか?」と同じ質問をしたら、返ってきた言葉が3人とも違いました。

1人目は、「お金を稼いでいるよ」
2人目は、「私は国で一番の石切り職人になるため技術を磨いている」
3人目は、「村人の皆さんの憩いの場になる教会を建築している」

全員同じ仕事内容で同じお給料で働いています。けれど3人とも考え方が違うので回答も違います。
実は1人目と2人目は『自分のため』です。お金稼ぐ、技術を磨くはそれぞれ自分のためですよね?だけど3人目は『誰かの為』ですよ。この回答がワクワクするのではないかと思います。

今皆さんがこの話を聞いて、何番目の人が楽しそうに働いているかと思うかですよね。そうすると、やはり誰かのために働いているというのが仕事だと思うし、ワクワクすることだと思います。

仕事は世の中の困りごとで出来ている
困りごと解決し人の役に立つ事が働く目的
だと思います。


【Q】働くことが大変そう、疲れそう…

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嫌な事、やりたくない事、つまらない事、自分が興味ないことを仕事にしたら全部嫌になります。生きるために働いているというか、つまらない状態になってしまいます。
これはライスワークとライフワークの違いです。

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ライスワークはご飯のライスです。ご飯を食べるためだけに働いている、これだと本当につまらないです。ただ食べるだけに働くからつまらない。
そうではなく、ライフワークという夢や自分の好きなことを追い求める活動のために働く。この違いですね。たった1文字の違いですが、意味が全く違います。

ライフワークのほうがワクワクしますよね?だから、大変そうと思ってしまう時点で、もしかしたらライスワークの考え方をしていると思います。生きるために仕方なく働かないといけない・・・みんな働いているし・・・みたいな感じですね。そうではなく、ライフワークで考えてほしいです。


【Q】上下関係や周りとの人間関係に不安です。

【A】うまくいく人といかない人は何が違うのか考えたことはありますか?人間関係やいじめられる不安も一緒ですが、うまくいく人といかない人は何が違うのか?
それはこの3つだと思います。

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この雑談というのは、たわいもない会話です。たわいもない会話だとしても、入っていけるかどうかというだけでも人間関係に影響があると思います。ここで入っていかなかったり、自分はいいやと避けてしまう。さらに笑顔じゃなかったり挨拶をしなかったり。

しかし、この3つを意識してやるだけでも人間関係は劇的に変化すると思います。これを意識してやっている人に人が集まります。
なので、もし自分自身できていないと思うなら、どうやったらこれができるかな?というふうに考えてもらえたら、多分これからの歩み方が変わるのではないかと思います。

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過去にやってきたことや他人を変えようとするとストレスしかないです。他人をコントロールしようとすると、「なんであの人はこうしてくれないの?」「わかってくれないの?」となってしまいますが、未来と自分は変えられます。なので本当に自分次第ですよね。


【Q】周りについていけるか不安…

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誰かと比べていないですか?他人と比べるからおかしなことになる。比べるのは昨日の自分自身です。昨日よりも自分ができているようになっていたら、それでいいのです。

それなのに、あの人の方が自分よりもできるって思うから、ネガティブな感じになってしまいます。「あの人には勝てない」とか、「あの人はどうせこうだからできるんでしょ」とか。 比べるのは昨日の自分自身より成長したかどうかだけ。

この悩み、新卒採用だからだと思いますが、例えば採用されて続けられるか不安という方もいると思いますが、新卒採用は3~4年先の未来の可能性で採用しています。だから、今何ができるかではなく、この人は今後どんな風に成長していってくれるかなという未来の部分に可能性をもって採用しているのが新卒の採用です。
なので、そこまで自分は何もできないからダメなんじゃないかと思わなくても大丈夫ですよ。

大切な考え方としては、

今何ができるかではなく、あなたは何がやりたいのか?

ということです。「こういうことやりたい」とか話ができればいいと思います。


成長する人の特徴は、仕事の目的を理解している。やらされているという気持ちはなくて、何のためにやっているのか?ちゃんと理解している。

また、学ぶを英語で言うとstudy(スタディ)ともう1つlearn(ラーン)がある。このlearn(ラーン)のほうが働く上では必要だと思います。study(スタディ)は勉強する時間、learn(ラーン)は学んで身につけるという意味。
学ぶという意味は2種類あるけど、learn(ラーン)のほうが働く上で必要で、何回も同じミスをしないように学んでいくことが大事です。

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また、周りから可愛がられる人の特徴は、挨拶が元気でいつもニコニコ、スキルがなくても出来る事は沢山あります
根拠のない自信が大事だと思います。そもそも不安になる時も全然根拠がないですよね?なんとなく不安とか。なのに根拠のない自信だけは馬鹿にしたり無理と決めつけたり・・・根拠のない自信だって出来ると思ってやってみれば変わることもあります。

<格言>
「なぜ根拠のない自信をバカにできるのか?
いつも根拠のない不安で自滅してるのに」


【Q】仕事に対してワクワクしない

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自分が知っている仕事のジャンルの中から選ぼうとしているのではないかと思います。例えば、〇〇の店員さんとか、〇〇運転手とか。

自分が知っている中から選ぼうとするからワクワクしないです。
うどんを食べたいのにサイゼリアのメニューを見て選ぼうとする、みたいな感じですよね?(笑) 食べたいメニューがないから、仕方なく選んで辛味チキンでいいかぁってなる。だからつまらないです。

何の仕事をしたいのか?という質問だから答えにくくなってしまいます。知っている中から選ばないといけなくなってしまう。やりたい仕事を選びなさいということではなく、「こんなことをやりたいけど、これが実現できる仕事は何なのか?」というところから調べてみたらいいと思います。

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そうしたら、こういうのがあるのか!とその時に分かりますから。メニュー表の中から選ぼうとするから視野が狭くなって、選択肢の中から仕方なく選ぶならこれかなみたいな仕事の選び方になってしまう。だからつまらない。

まず自分は何がやりたいか?というところが大事かなと思います。

「仕事」という考え方を捨てて
仕事関係なく
「自分がワクワクすることってなんだろう?」

と考えてもらえたらと思います。


私の高校の同級生の話を紹介します。
その同級生はネガティブで、主体性がない、時間は守らない、自信もない。自分自身で取り柄がないと言っていましたが、そんな彼でもやりたいことがあって、彼は人と人をつなぐことが得意なのです。私が「こういう人知らない?」と聞くと、人脈が広くて、良い人を繋げてくれて。こちらも助かるし、本人も喜んでもらえて嬉しいみたいです。

人と人とをつなぎ合わせる仕事ってメニュー表にないですよね?先ほどのサイゼリアの話ではないですが、うどんを食べたいけどメニュー表にはないです。だからまずは、『こんな感じなことをやりたい』という事をイメージしてみたらいいと思います。


【Q】その職が安定しているかわからない

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この考え方だと、働く目的が『やりたいこと』じゃなくて『安定』と思っているのではないでしょうか? 安定=楽しい仕事じゃないと思っている。これだと目的が変わってしまっています。

本当は楽しい仕事がしたいと思っているのに、例えば安定を求めているとしたら、安定=楽しいとは限らないので、ここは勘違いをしないほうがいいです。

会社を選ぶときの基準を一つ紹介すると、例えば会社見学に行った時に、自分がその空間に毎日来て仕事をしているイメージが湧くかどうかです。

会社見学に行って、自分がこの席に座ってなんとなく毎日来て仕事しているイメージが湧くかなぁと。湧かないようなら多分合わないと思います。この基準を持っておいてもいいと思います。本当に合わないと思ったら、その会社に入った瞬間に空気感で違うなと感じると思います。

ちなみに、ハッピースマイルは入社前のイメージをつかんでもらうために QR コードで動画が見られるチラシをお渡ししています。

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【Q】働く時間が長い

【A】8時間労働は長いと思う人は、仕事が『自分の時間を切り売りしている』と感じてしまっている。時間をお金に換金しているような感じですね。これだと苦痛ですよね。

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だけど、仕事を楽しんでいる人は、自分の時間を他人が喜ぶために使っている。問題を解決しようとすると、一日がとても早く感じるようになります。これが楽しんでいる人の証拠ですね。

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例えば、時間の切り売りしているミッキーって嫌じゃないですか?(笑)
ミッキーの心の中では「早く終わらないかな」と思っていたらどうですか?やはりサービスを受ける側としては、喜んでやってもらいたいと思いますよね。
だけど、実際に提供する側になると、時間の切り売りになってしまうときがあります。どっちが楽しいですか?ということです。

「時間の切り売り」or「他人が喜ぶ為」
どちらが楽しいですか?


【Q】壁にぶつかったときに何をすれば乗り越えられますか?

【A】結果が出せなくて悩んだ時は、既に結果を出している人に聞いてみることです。そして聞くときの重要なポイントは、『考え方』を聞くこと。

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どうやったら上手くいきますか?という『やり方』を聞くとうまくいかないです。
だから『考え方』を聞いてみる、普段からどういう想いで取り組んでいますか?と聞いてみることです。そうすると、こういう思いでやっているよと教えてくれる。だからうまくいきます。

<文句や愚痴で終わる人の特徴>
結果が出ない人同士で話をする

<結果を出せる人の特徴>
結果が出ている人に話を聞を聞く


エベレストに登る時、誰に話を聞きますか?エベレストに登ったことがある人に話を聞くし、オリンピックに出たい時はオリンピックに出た人に話を聞きます。結果を出したいなら、『聞く人を選ぶ』ことも非常に大事です。


最後に

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成功と失敗がある人生を送るのか、成功も失敗もない人生を送るのか、人生はどちらかだと言われています。
失敗したくないということは多分成功もないです。だけど、成功させようと思ったら失敗は必ずあります。なので、成功と失敗がある人生を送るか、成功も失敗もない人生を送るのか、人生はどちらかだと思います。皆さんはどちらを選びますか?

あなたは「本当はどうしたい?」
皆さんに最後に問いかけたいと思います。

この機会にぜひ一度考えてみてください。
おそらく「本当はこうしたい!」と自分の中で思っていることがあっても、自分自身が気づけていなかったり、例えば周りの目を気にしてなんて言われるかわからないから怖い、だからやらない、となってしまって出来ていないこともあるのではないかと思います。

でも「本当はどうしたいのか?」皆さん本当にやりたいことがありますよね?なので、この機会に今一度、自分自身に問いかけて考えてみてもらいたいです。

講演会のタイトルである、「働くしか勝たん!」本当は〇〇〇〇〇?は、

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本日はありがとうございました。


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