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【コラムvol.9】実際に働いているセンパイ社員と交流する効果は絶大

女性採用ブランディング「ハピレボ」のコラムです。ブランディングによってファンづくりができると、内部が強くなり結果採用がうまくいくようになります。欠員が出るたびにバタバタする体質を変えていきませんか?数多くの現場を経験してきたからこそのノウハウをぜひお役立てください。

会社見学ツアーで社内を案内し、実際に働いている様子を見てもらうことで、ずいぶん雰囲気は伝わったと思います。でもまだ足りないことがあります。それは「実際に働く人の声を聞く」こと。

ぜひセンパイ社員との対話の場を設けてください。ツアーの中で「いいこと言ってるけど実際のところ本当?」と疑心暗鬼の人は多いものです。ですから「社員に直接聞いてください」という姿勢はそれだけでも信頼の証となります。座談会のような雰囲気が質問しやすくていいでしょう。簡単なプロフィールをスライドに映すなど準備しておくとさらによいです。

さてその時に、どんな人を登場させるかはよく考えてください。これから採用したいと考えているターゲットに近い人物でないとあまり意味がありません。時短のママを採用するのに、フルタイムの正社員がセンパイとして話をしても、自分と重なる部分が少なくイメージがわきませんので。性別、勤務形態、業務内容など、聞く人にどう感じてもらいたいのかをしっかり設計して人選してください。

参加者に「どうぞ自由に質問してください」と言っても、なかなか出てこない場合があります。まずはセンパイ社員が自己紹介をし、その中で家族のことや休日の過ごし方なども入れることで場をほぐします。それでも質問が出てこない場合に備えて、いくつかこちらで準備しておくといいでしょう。人のQ&Aを聞いているうちに、参加者からもどんどん出てくるようになります。

これで参加者の不安や疑問を取り除けることはもちろんですが、直接社員と話をすることで親近感がグンと増し、エントリーへのハードルがさらに低くなります。そして登場してもらったセンパイ社員の側にも、会社に貢献できているという気持ちが醸成され、愛着もわいてくる効果があることも付け加えておきます。