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義援金を頂いた皆さんへ

 能登応援コンサートは、RQ能登と剱地公民館がお世話してくださいます。
 車内泊で能登一周の際、RQ能登のコーディネーターをしている醍醐さんという方とお話をしました。

右は、剱地公民館長さん、僕の古くからの友人で、今回大変お世話になります。中央が醍醐さん。そして左は僕。運命の出会いでした。


 12月29日、醍醐さんは、仮設住宅にいました。年末にも関わらず、一人でボランティアをしていました。
 醍醐さんの役割は、RQ能登のコーディネーター。ボランティアに来る人を必要とする仕事と結びつける役割です。そして自らもボランティアをしています。

醍醐さんにいろんな話を聞いてみました。
「どんな内容のことをしているのですか?」
・廃材処理・家の修理・墓石を直す・床下のどろの掻き出しなど、多数。
「これが専門の仕事ですか?」
・普段は別の仕事をしています。
「報酬はあるのですか?」
・無料のボランティアです。
箇条書きで書きましたが、聞けば聞くほど、次元の違う人でした。

RQ能登は、公でなく、私的な非営利団体でした。RQ能登
そして、ある意味、うちの合唱団とよく似ているなあと思いました。
僕も前校長先生も無料のボランティア、そして私的な団体です。

そこで、決めました。子どもたちの歌声で集めた義援金は、RQ能登さんに預けようと。
 RQ能登のみなさんは、自腹で現地に行き、日々、能登の人たちを助けています。今は豪雨による床下の泥上げに奮闘しているそうです。

 そして、お金を必要としています。仕事をする上で、ガソリン代・車両のリース・備品・消耗品・食料・雑費他・・・チリも積もれば、山となる。
 似たような僕たちには、それが痛いほどよくわかります。

 福島・そして小松市で集まったたくさんの方々の思いを、直接能登の人たちを日々助けているRQ能登さんに、預けます。子どもたちから直接、手渡しします。それは、目に見える形で使われていくと思います。
 そして、目の前の方に手渡しするという体験は、子どもたちにとっても、大切な体験になると思うからです。

 義援金をいただいた皆さんへ
みなさんの思いを、こういう形で、【子どもたちの手で能登に】届けさせていただきます。

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