[第64回目]ゼロ円でも優良な学習ができる機関

おはようございます。Shoです。
昨日は失業保険の説明会を聞くためハローワークへ行きました。その中で知った有益な情報をお伝えしたいと思います。

説明会では失業保険の受け方や注意点などの話のほかに、学習制度の話がありました。学習制度とは失業者を対象とした支援制度で、企業の教育を受けつつ実践的な技術を身に着けることができます。

学ぶ内容は大工、リフォーム、電気整備、機械整備、CAD作成、プログラミング、機械溶接などです。研修期間については6~7カ月の月~金曜日、時間は9:00~16:00ごろまで、になっており授業費用も掛かりません。ただし一部参考書はかかるそうです。

これを聞いて驚きました。僕は大学で建築を学んだのですが、私立だったので4年で400万をかけました。CADや手書きの製図、その他建築について学んだのですが、今となっては役に立ったと感じてはおりません。理由は簡単で実践的な内容でなかったからです。

リフォームについてもっと実践的な学習したかったのですが、座学が多く、知識しか増えませんでした。

しかしハローワークは違います。大工やリフォーム業でしたら企業と協力しながら座学を学びつつ現場でも学習することができます。建築は実物に触らなければわからないことが多いのでこの実習はとても良いと思います。

また現役の職人から吸収できることも良いところです。大学では現場に行くような教授は少ないですし、そもそも教授は教科書を教えるのがメインなので実技をほとんどしません(※デザイン系は)。

そして意外と現場のことを知りません。この工程にどれくらいの費用と期間がかかるのが一般的なのかを聞いても意外と答えられません。

だからこそ現場を知る人からの情報は有益で、その市場がどうなっていく可能性があるのか、今後必要になるスキルは何なのか、単純に何の技術があれば儲かるのかなどがわかってきます。

建築業界に限らず電気設備、機械設備も同様です。だからこそこのハローワークの学習制度は有効だと感じました。専門学校に通いながらアルバイトもして頑張っている学生もいます。学校に通うのですからお金はかかるので大変でしょう。

ですが仕事ができるようになるのが目的なのならこのハローワークの制度を使ったほうが効率的だと思いました。学ぶ期間は6カ月だけで学習費用も参考書代だけ。実践的な知識を学べる。興味があれば他の分野も学習できる。

本当にいい制度だと思いました。僕自身は未経験でもOKなプログラミングの会社に勤める予定なので制度は利用しませんが、経験者必須の業界や、もっと知識をつけてから就職したい人にはかなり良い制度なのは間違いないです。

今回偶然にもこの制度しりましたが、若いうちで知っている人は少ないでしょう。もしこの記事を読んだ人が学生かまだ働いたばかりの人でしたらハローワークをうまく活用することをお勧めします。是非参考にしてください。

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