[第76回目]僕が思っている以上に旅が自由だったバルセロナ

おはようございます。Shoです。
スペインのバルセロナに来て4日目の朝を迎えています。日の出は日本より2時間ほど遅いので外はまだ暗いのと、早起きする人はあまりいないようで、コーヒーを飲みながら静かな朝を迎えています。

こちらに来て2つのドミトリールーム(2段ベッドの共同宿泊施設)を利用して感じたことがあります。それは旅慣れしている人が多いような印象でした。

僕の利用している宿泊施設はキッチン、冷蔵庫、トイレ、シャワー等はすべて共有で利用します。共有だからこそタイミングを見計らって利用しないといけないのですが、キッチンを手慣れた様子で利用する人を見ると旅慣れしているのを感じます。

旅をしながら生活するとなると、費用が掛かるのは食費と宿泊費です。食費は自炊をすることで抑え、宿泊費は共同施設を利用することで抑える。だからこそ旅慣れしている人は料理も手馴れているわけです。

日本でも他の国でも共有施設は利用したことはありますが、これだけの人がキッチンを次々に利用している姿は見たことがありませんでした。

そしてキッチンを利用していることで始まるコミュニケーションもあるようで、一緒に食事を楽しんでいました。

また違うことでも驚かされました。それは同じ宿泊場所に住んでいた旅行者が、次の日には従業員に仕事を教わっていました。仕事を手伝うことで食事と宿泊場所を提供してもらっているのでしょう。そういえばヨーロッパでは一般的なことなのだと、聞いたことを思い出しました。

就業員なのか、旅行者なのか、現地の人なのか、違いがわからないことはここまでありませんでした。それだけ旅というのは身近で、僕が思っている以上にもっと自由なものなのかもしれません。

旅行は行きたいけどお金が少ないのであれば、
働きながら暮らす旅もできます。

語学を学びたいのであれば、
ドミトリールームで旅行者と話すことで学ぶこともできます。

旅をする上で用意した方がいいもの、あった方が快適になるものは多くあります。でもそれを全て集めなければ旅ができないことはありません。

これは日常の生活でも当てはまることなのではないでしょうか。こうしなければダメ、物事はこうするべき、ということは多くあり、どうしても考えは固まってしまいます。ですが本当にそうあのでしょうか。

もっと視野を広げれば違うことが見えてくるかもしれません。それに気づけばもっと過ごしやすくなるかもしれません。だからこそ考えに固執せず、いろんな考えや価値観を受け入れていきたいと思いました。

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